5歳男児が蛇に襲われ危機一髪 勇敢な祖父と父親が見事に救出
大きな蛇がいきなり現れ、男の子に巻き付いた。
楽しく遊んでいた男の子が蛇に襲われ、プールに転落。ピンチに気づいた祖父が迷わず救いに行き、父親との連携プレーで救出に成功した。このショッキングな騒動について、『Metro』など海外メディアが詳しく伝えている。
■いきなり現れた大きな蛇
オーストラリアで暮らすボー・ブレイクくん(5)が、数日前に家族が見ている前で恐ろしい目にあった。庭にあるプールの側を歩いていたところ、低木の茂みに隠れていた体長約3メートルの蛇が出没。身長約1メートルのボーくんが襲われ、脚に絡みつかれた状態で蛇ごとプールに転落したのだ。
ボーくんがプールに引きずり込まれたことに気づいて真っ先に救いに向かったのは、高齢の祖父アランさん(76)だった。
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■祖父と父の連携プレー
アランさんは慌てて庭に飛び出し、プールに直行。蛇が絡みついたままのボーくんを救い上げ、待機していたボーくんの父であるベンさんにバトンタッチした。
体が大きく力も強いベンさんは、わずか15~20秒のあいだに蛇をボーくんから引き剥がした。パニック状態のボーくんとアランさんを落ち着かせ、捕まえた蛇については殺さずに自然にかえしたそうだ。
■怪我にも迅速な処置
ボーくんは蛇に噛まれて軽傷を負っていたが、ベンさんたちが速やかに処置。「大丈夫、毒蛇ではなかったよ」「だから死んだりしない」と説明しながら血を拭きとり、ボーくんに寄り添った。
自分よりもはるかに大きな蛇に襲われて大変怖い思いをしたボーくんだが、アランさんとベンさんのおかげで最悪の事態は免れた。
■ベンさんのコメントも話題に
この件についてラジオ局の取材に応じたベンさんは、「まあ、ここはオーストラリアですからね…」とコメント。蛇が出たことについては特に驚かなかったというが、ボーくんが狙われたことについては「ちょっとした試練でした」と振り返った。
日本に生息する蛇は冬眠に入る時期だが、暖かい日が続く年や地方では冬眠の時期が遅くなる可能性がある。出やすい場所に行く人は長靴を履くなどし、注意しておくほうが良い。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)