錦織圭選手、恩師の世界的コーチが91歳で逝去 「とても愛おしかった」
91歳で死去した恩師ニック・ボロテリーさんへの感謝をつづった錦織圭選手。ファンからも悼む声が寄せられた。
男子プロテニスプレイヤーの錦織圭選手が6日、公式ツイッターを更新。数多くの名選手を育成したテニス指導者で、5日に91歳で亡くなったニック・ボロテリーさんを追悼した。
■数多くのトップ選手を輩出
ボロテリーさんは1978年、米フロリダ州にニック・ボロテリー・テニス・アカデミー（現・IMGアカデミー）を開校。アンドレ・アガシ氏やボリス・ベッカー氏、マルチナ・ヒンギス氏、セリーナ・ウィリアムズ選手、ビーナス・ウィリアムズ選手ら、数多くのトップ選手を輩出し、2014年には国際テニス殿堂入りした。
錦織選手は、中学生時代の2003年からIMGアカデミーに留学して指導を受けていた。
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■「とても愛おしかった」
この日は、自身の公式アプリに投稿したメッセージをツイッターにも投稿。「ニック。たくさんのモチベーションを与えてくれてありがとうございました。あなたのおかげでたくさんの選手達が花を咲かせました。僕もその中の1人です。とても感謝しています」とつづる。
その人柄について、「いくつになってもテニスに対する愛情、情熱が変わらない姿は見ていてとても愛おしかったです。どうぞ、安らかに眠ってください」と偲んだ。
さらに、笑顔でボロテリーさんとハグを交わしている写真も投稿すると、割れたハートの絵文字を添えて悲しみを表している。
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■ファンからも悼む声
錦織選手の投稿に、ファンからも「悲しすぎる…」「心より謹んでご冥福をお祈りいたします」「ぽっかりと胸に穴があいたような寂しさ」と追悼のコメントが届いた。
また、2人の写真に「素敵な写真」「微笑ましい写真ですね」といった声も寄せられている。
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