『ポケモンSV』公式見解で「ハイドロポンプ略称論争」に終止符 新しい火種も…

『ポケットモンスター』シリーズには、ファンの間で様々な派閥に別れていたが…。

2022/12/08 04:30

Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、ゲーム内でアカデミーの授業を受けることが可能。その授業の中で、同シリーズファンらが長年続けていた「とある論争」を終結させたと話題を呼んでいる。

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■「ハイドロポンプ」の略語論争

同シリーズには、ファンらによって作られた「略語」が多く存在する。例えば、対戦の選出でカバルドン、ボーマンダ、ギルガルドという3体の相性が良く安定した勝率となることから「カバマンダガルド構築」と呼ばれたり、対戦での使用率が高い技「ステルスロック」を「ステロ」と呼んだりするものだ。

中でもたびたび話題となるのは、初代から存在するみずタイプの高火力特殊技「ハイドロポンプ」の略語だ。これには「ドロポン」や「ハイポン」、「ハイドロ」に「イドンプ」など、人によって呼び方が異なっており、一種の派閥論争と化していた。

ちなみに記者は「ドロポン派」。基本的にどの呼び方でも良い派なのだが、個人的には「ハイドロ」は、みずタイプの高火力特殊技「ハイドロカノン」との差別化ができていないため、あまり好みではない。


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■タイム先生の授業で…

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そんな中、同作のアカデミーのタイム先生が教える「数学」の命中率の授業では、同じみずタイプの特殊技として、命中率100%で威力90の「なみのり」か、命中率80%だが威力110の「ハイドロポンプ」どちらを採用するかについて取り上げていた。

実際、ポケモントレーナーの性格や戦略が出る選択であり、たびたび議論を呼ぶのだが、どうやらポケモンの世界でもこの議論は巻き起こっている模様。これについてタイム先生は「なみのりハイドロ問題」と紹介していた。


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■公式見解で「論争」に終止符

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上で紹介した略語は、全てユーザーらによって作られた言葉だったのだが、今回初めて公式が略語で技名を呼んだのだ。これに対し、ツイッター上では「ハイドロポンプが『ハイドロ』と略された…」「公式略称は『ハイドロ』だったのか」といった驚きの声が多数寄せられていた。

また「ハイドロ派」以外の派閥と思われるユーザーからも「ハイポン派だったけど、ハイドロ派に乗り換えます」「公式には従うしかないな…」といった声があがっており、公式見解の公表によって論争に終止符が打たれたと言えるだろう。


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■他にも論争の種はあるようで…

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ちなみにタイム先生は授業によるとポケモン界では、いわタイプ物理技の命中率90%で威力75の「いわなだれ」と命中率80%で威力100の「ストーンエッジ」どちらにするか問題もあるようだ。

Sirabee編集部では、過去に同じくタイム先生の授業で出題された「難しすぎる問題」についても紹介している。もし気になる人は、併せてチェックしてもらいたい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也

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