長友佑都選手、W杯激闘を終え今後に言及 「サッカーのことは忘れ…」
FC東京との契約は今季で満了するが「自分の心の中に出没する感情たちと会話しながら進む道を決めたい」とした。
サッカー日本代表の長友佑都選手が8日、自身の公式インスタグラムを更新。今後について「心身をだいぶ削ってきたからサッカーのことは忘れ、ゆっくり休みたいと思う」と明かした。
■岸田首相を表敬訪問
「FIFAワールドカップカタール2022」(W杯)で4大会連続の出場となった長友選手。初のベスト8入りをかけた決勝トーナメントではPK戦の末クロアチアに敗れたが、ベスト16という結果を残し、日本中に感動と勇気を与えた。
7日に帰国。きょう8日には森保一監督らと岸田文雄首相を表敬訪問した。W杯熱が冷めやらぬ中、長友選手は試合写真をインスタグラムに並べながら、率直な心境を吐露する。
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■今後は「感情たちと会話しながら…」
「ワールドカップのすさまじい緊張感から解き放たれ、普段の日常に戻ると心が空っぽになり、何というか感情が言い表せない。心身をだいぶ削ってきたからサッカーのことは忘れ、ゆっくり休みたいと思う」とコメント。
所属するFC東京との契約は今季で満了するが「これから自分の心の中に出没する感情たちと会話しながら進む道を決めたい」とし「正解を選択するのではなく、自分の選択を正解にする。どんな時も自分次第だ」と記した。
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■「後悔はない」と強調
クロアチア戦後の投稿では、応援してくれたファンに感謝を伝えていた長友選手。
「苦しみもがいた4年間。W杯は一瞬で儚い。それでもこの一瞬で輝くために歯を食いしばり鍛錬を積む。プロセスに後悔はない」と強調し、「今はただありがとうで溢れている。最高のチームだった。カタールの地で戦う僕たちの魂まで響いた皆さんの応援に心から感謝します。ありがとうございました」とつづっていた。