音量調整ができる耳栓「dBud」を試したら 想像以上に使い勝手のいい逸品だった

音量調整可能なイヤープラグ『dBud』を試したら。意外な魅力に気がついた。

2022/12/10 04:00


日々生活している中で、「ちょっと集中したい」というシーンに出会ったことはないだろうか。そんな時に役立つ商品を発見したので紹介したい。


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■音量調節ができる耳栓

それがこちらの『dBud』(10,780円)だ。公式サイトには「音量調整可能なイヤープラグ」と紹介されており、言うなれば音量調節機能を備えた「耳栓」となる。

音量調節ができるということは、ノイズキャンセリング的な機能を備えていると想像するが、この「dBud」は機械的な技術のみで電子部品は含まれていない。つまり電池や充電が全く必要ないのだ。そのため、汗や水に濡れても故障する心配はなく手入れをすれば何年も長持ちするという。


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■ボタンをスライドするだけ

dBudには側面にスライドできる「ボタン」がついており、これを動かすことで 2つの減衰レベルを選ぶことが可能となる。フィルターを開いた状態だと「-12dB」であり、 閉めた状態だと「-24dB」になり、より消音することができるわけだ。

フィルターにもこだわりがあり、開けた状態は周囲の雑音を抑えながらも人の声が聞き取りやすいように設計されており、対して閉めた状態は全ての音量を下げつつ、音のゆがみもフラットかつクリアに調節する機能が備わっている。


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■使ってみてわかる良さ

実際に体験してみると効果を実感する。使い方はカナル型のイヤホンを使う時と全く同じで、両耳に装着するだけ。本体の重さが軽く(片耳2g)フィット感がいいため、耳への負担が少ない印象を受ける。

開放状態だと周囲の全ての音量が一段階下がるような感覚に。周囲の音を抑えることを目指した商品であるため当然無音になることはなく、人の会話はもちろんキーボードのクリック音やスマホへの通知音などはしっかりと聞こえる。

続けてフィルターを閉じると、ふわっと一気に音量が小さくなり、まさしくイヤホンのノイズキャンセリング機能を使った時のよう。大きな音は依然として聞こえるが、PCのファンの音や冷蔵庫の駆動音といった雑音はかなりカットされ、自分の空間が作られたような感覚だ。


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■どんなシーンでも活躍

dBudを使ってみたところ、仕事や勉強、家事、読書など集中したいさまざまなシーンで活躍してくれた。

周囲の音を完全にカットするわけではなく、取り外し可能なリーシュやキャリングケースも付属するため、散歩やジョギングといった屋外でも使えるだろう。

記者は普段の仕事の最中に使用しているのだが、商品のおかげか作業が捗り結果終業後の疲れが少なくなっている…ということが多々あった。耳栓を探していたという人はもちろん、日々の生活において集中したいシーンが多い人は一度試してみてはいかがだろうか。

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(取材・文/Sirabee 編集部・根室 ひねき

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