今年の漢字は“戦”に決定 「色んな形の戦があった」「悲しい…」と反響相次ぐ

2022年をあらわす今年の漢字。ことしは「戦」が選ばれた。

2022/12/12 15:15


2022「今年の漢字」

年末の風物詩として多くの注目を集めていいる「今年の漢字」。12月12日に日本漢字能力検定協会から京都の清水寺にて発表された。



 

■今年の漢字は…

今年の漢字

今回で28回目となる今年の漢字。多数の応募の中から今年の世相を表す漢字として選ばれたのは「戦」であった。全国から223,768票の応募が集まり、中でも「戦」は10,804票(4.83%)。なお、2位から10 位は以下となる。

2位「安」10,616票(4.74%)/3位「楽」7,999票(3.57%)/4位「高」 3,779票(1.69%)/5位「争」 3,661票(1.64%)/6位「命」 3,512票(1.57%)/7位「悲」 3,465票(1.55%)/8位「新」 3,070票(1.37%)/9位「変」3,026票(1.35%)/10位「和」2,751票(1.23%)

ちなみに、Sirabee編集部がツイッターにて「今年の漢字はなんだと思うか」というアンケート調査を実施したところ、「新」「戦」「安」「宇」「弾」といった漢字が予想されていた。


関連記事:ゼスプリキウイ公式、「今年の漢字」予想に反響 「2年連続キウイブラザーズ」

 

■選出の理由は…

「戦」が選ばれた理由については、ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮の相次ぐミサイル発射などにより「戦」争を意識した年であったこと、また円安・物価高・電力不足や感染症など、生活の中で起きている身近な「戦い」などが関係しているようだ。

ポジティブな意味では、サッカーW杯や北京冬季五輪における熱「戦」、野球界における村上宗隆選手の日本人最多本塁打や、佐々木朗希投手の最年少完全試合、大谷翔平選手の2桁勝利2桁本塁打など記録への挑「戦」も注目を浴びた。


関連記事:ゼスプリキウイ公式、「今年の漢字」予想に反響 「2年連続キウイブラザーズ」

 

■「色んな形の『戦』があった」の声

今年の漢字の発表を受け、ネット上では「色んな形の『戦』がありましたね 」「やはり戦ですか」「W杯で国民が一緒に戦ったしな」と納得の声が多く上がっている様子。

また、戦という文字かにネガティブな印象を抱いたユーザーからは、「来年は良い意味の漢字が良いよねぇ」「なんかもっと楽しい明るい漢字が選ばれるような年にしたい、来年は」「こんな漢字が選ばれることになるなんて悲しいな……」といった意見も散見された。

・合わせて読みたい→川﨑麻世、W杯選手の漢字表記間違いに「麻世うなよ〜」 直筆のエールも

(文/Sirabee 編集部・根室 ひねき

すみっコぐらし学習ドリル 小学1年の漢字

漢字年末話題今年の漢字
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング