井上尚弥選手、前日計量で“まさかの超過”も余裕　「誤差が出てしまった」

ボクシングのWBAスーパー＆WBC＆IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥選手が12日、公式ツイッターを更新。試合の前日計量で、1回目に体重がオーバーしたことについて説明した。

【ツイート】計量について報告した井上選手

 

■1回目で約30グラムオーバー

井上選手はあす13日に東京・有明アリーナで行われる世界バンタム級4団体王座統一戦で、WBO同級王者で英国のポール・バトラー選手と対戦する。

きょう12日には、神奈川・横浜市内のホテルで前日計量が行なわれ、井上選手は1回目の計量で53.55キロを記録。バンタム級の制限体重を約30グラムオーバーした。その後、トイレに行くなどして再び測定したところ、53.45キロでパスした。一方のバトラー選手は53.50キロで一発パスとなった。

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■直前で体重計が変更に

通常、日本国内の世界戦では、おもりを使った天秤式の体重計が使用されるが、今回はバトラー選手側の要望でデジタル体重計が用いられた。

井上選手は計量を終えた後、「30gオーバーからの5分後に50gアンダーの53．45でパス！！」と報告すると、1回目での超過について、「寸前で体重計が変わってしまったから誤差が出てしまった…」と説明。

続けて、「明日までしっかりリカバリーして最高のコンディションでリングに上がります」と気合を入れると、「歴史的瞬間を見逃さないでくれ！！」と呼びかけている。

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■「KO期待してます」とエール

まさかの体重超過も無事にパスした井上選手に、ファンからは「計量無事クリアできてよかったです！」「そんなハズはないとヒヤヒヤしました」「やはりデジタル秤のせいだったんですね（笑）　ある意味貴重な映像見れました」とコメントが寄せられた。

また、「明日めっちゃ楽しみです。KO期待してます」「頑張ってください！　応援してます！」「明日は圧倒的な勝利を信じてます」とエールも相次いでいる。