米ディズニーランドのドレスコードで論争 暑い日の「薄着」は「不適切」か
「子供がいる場所で不適切」と言う人もいれば、「子供は服なんか見ていない」と言う人も。
アメリカ・フロリダ州のディズニーランドで、洋服が「不適切だ」と注意された女性が話題になっている。女性が着ていたキャミソールが公開されると、ディズニーランドのドレスコードを「当然だ」と言う人と、「厳しすぎる」と非難する人に分かれた。『NEW YORK POST』などの海外メディアが報じている。
■背中が嫌いなディズニー？
ティックトッカーのジョーディン・グレイムさんが、「たぶんディズニーランドは背中が嫌いなんだ…」とタイトルが付いた動画を公開した。
動画ではまず、青色のキャミソールを着たジョーディンさんが映し出されるが、彼女が着ているキャミソールは背中の部分が大きく開いており、後ろから見るとかなりの範囲で肌が露出している。映像が切り替わると、キャミソールを脱ぎ、代わりに大きなTシャツを着て歩くジョーディンさんが映った。
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■Tシャツは無料プレゼント
どうやら、ジョーダンさんのキャミソールはディズニーランドには「不適切」だとして、着替えを指示されたようだ。彼女が代わりに着ているTシャツは、ディズニーランドから無料でプレゼントされたものだいう。
Tシャツを着たジョーダンさんは、「うんざり」という表情で空を仰いでおり、服の着替えを指示されたことをよく思っていないことが窺える。この動画は400万回以上も再生され、多くの人がそれぞれの私見を述べた。
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■露出度について論争
ある人々は、「子供もいる場所でその服は良くない」「紐がほどけたらすべてが見えそう」と、ジョーダンさんの露出の多い服装を咎めている。また「こういう服を着て行って、無料でTシャツをもらうティックトッカーにはうんざり」と憤りを見せた人もいた。
一方で、「夏のフロリダは暑すぎるからこれくらい普通」「アリエルだって貝殻だけを身につけている」「子供はアトラクションに夢中で服なんか見ていない。気にしているのは大人だけ」と、ディズニーランドのドレスコードを「厳しすぎる」と非難する声も多く寄せられている。
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■安全面への配慮か
ジョーダンさんの服装が注意されたのは、「わいせつだから」ということではなく、むしろ「安全面への配慮」だと指摘する人もいる。
ディズニーランドのガイドラインによると、「過度に破れた服や、地面に引きずり、つまずきの原因となるようなゆったりとした服 」は、アトラクションに乗る上で危険な為、着替えを要求されることがあるという。
