クリスマスケーキを手作りしたらどれほど節約可能? 衝撃の価格差になる事が判明

クリスマスケーキを手作りしたらどれぐらい節約できるのだろうか? 実際に試した結果は…。

2022/12/14 05:30

今年ももうすぐクリスマス。パーティーの準備に取り掛かっている人もいると思うが、ホームパーティーでも友人同士のパーティーでもほぼ必ず用意するのが「クリスマスケーキ」だ。

最近はコンビニでも有名パティスリーのケーキが買えるほど種類が充実しているが、3~4人でちょうど良い5号のクリスマスケーキは安価なものでも3,000円前後、高いものだと5,000円はするため、けっこうな出費になってしまう。

そんなややお高めなクリスマスケーキ、手作りしたらどれほど節約できるのだろうか? 確かめるために現役時代はクリスマスケーキを見るのも嫌になるぐらい作っていたという元パティシエに協力してもらい、スーパーで買える材料のみでクリスマスケーキを作ってもらうことにした。


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■     スポンジの材料費は激安

まず作るのは、ケーキの土台となるスポンジ。材料費としては「卵2個 20円、小麦粉85g 40円、無塩バター23g 40円、牛乳35ml 10円、水飴12g 5円、砂糖65g 5円」計120円とかなり安価。

しかしスポンジを作るためにスタンドミキサーやオーブンなどの機材が必要になるため、無い場合は作ること自体が難しい。市販のスポンジも400円前後で売っているため、そちらを買ってみても良いだろう。また、スポンジの粗熱を取る時間もあるため、その時間を含めるとかなりの時間がかかる。


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■仕上げの材料は高価

お次は仕上げのクリーム作りやデコレーション。材料は「いちご1パック 600円、生クリーム200ml 300円、飾り 400円」計1300円。当たり前だがスポンジの材料費よりも10倍以上の費用がかかる。生クリームを植物性にしたり、いちごの品質を落とせば安上がりになるかもしれないが、せっかくのクリスマスなので貧相になるのは避けたいところ。

かかった金額としては合計1420円と、同量のいちごを使った市販のクリスマスケーキの3分の1程度の価格に抑えられたが、当然細かく材料を買えないので支払う費用は使う金額より大きい。また、プロでも作るのに数時間かかり、機材も必要なため、素人が簡単にできるものではないということも同時に判明した。


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■手作りは安上がりだが素直に市販を買ったほうがいいかも

そのため、手作りするなら「製菓の技術をある程度持ち、自宅に機材があり時間も確保できる人」でないとお勧めはできないという結論に至った。

節約できるお金は数千円と大きいためできれば手作りをしたいところだが、技術を持たない人は差額を「技術料」として素直に支払ったほうが楽で美味しいケーキが食べられるだろう。

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

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