三原じゅん子氏、税制方針の“速報”報告　「皆さまご懸念の走行距離課税は…」

自民党の三原じゅん子参議院議員が16日、公式ツイッターを更新。議論を呼んでいる防衛増税や、走行距離課税に関する動きについて報告した。

【ツイート】“速報”で報告した三原氏

■増税に「私は反対」

防衛費の増額をめぐり、岸田文雄首相が財源の一部を増税でまかなう方針を示したことに対し、多方面から反発の声があがり、与党内からも反対意見が出た。

三原氏も今月10日に「防衛費43兆円の中身の議論や国民への説明もなく、いきなり『増税』には私は反対」とツイート。14日にも、「国民の命を守るのは国（政治）の責任だと私は思います。そんな大切なことをいきなり『増税』ありきで提示してきて数日で決めるなんてやり方は間違ってる」と訴えていた。

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■「走行距離課税」については…

15日に自民・公明両党が開いた与党税制協議会で、防衛費増額の財源として法人税、所得税、たばこ税の増税の方針を2023年度税制改正大綱に盛り込むことで合意。実施時期については、「2024年以降の適切な時期」とし、判断を先送りする形となった。

これを受け、三原氏はこの日「増税はたたき台だけ示して結論は1年先送りとなりました」と報告。「来年末に向けて私自身が代表を務める『経世済民勉強会』でしっかり議論を重ねて参ります！」とつづった。

また、三原氏がかねてから強く反対していた、自動車の走行距離に応じて課税する「走行距離課税」について、「皆さまご懸念の『走行距離課税』は、今回の税制大綱に書き込まれないことが決定致しました！」と明かしている。

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■ユーザーからさまざまな声

三原氏の報告に、インターネットユーザーからは「その言葉を信じて期待します」「ただのガス抜きにならぬよう、結果を出していただきたい！」「単純に景気を良くして税収を上げれば構造問題も改善します。順番は大事です」とさまざまな意見が寄せられた。

また、走行距離課税が税制大綱に盛り込まれなかったことについては、「地方では車社会なので助かりました」「きっと全ドライバー、ライダー歓喜！」と安堵する人がいる一方で、「まずは一安心です。が、廃案ではないのですね。だとすればまた審議されるのでしょうね」と懸念する声もみられた。