がんばってきたのに… 約9割が経験している「努力」をした後の悲しい結果
一生懸命やっていても、必ずうまくいくとは限らなくて…。
なにかを成し遂げるには、努力が必要になってくるだろう。しかし努力したからといって、必ず目標が達成するわけでもないのが悲しいところかもしれない。
■約9割「努力が報われず…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1000名を対象に実施した調査では、全体で87.2%が「努力したのに報われなかった経験がある」と回答した。
男女別では、男性が90.6%、女性が83.6%となっていた。
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■サッカー選手に憧れたが…
子供の頃からサッカーをしていたという20代男性は、「サッカー選手になるのを夢に、がんばって練習を続けていました。しかし練習である程度はうまくはなっても、本当に上手な人に追いつくことができなくて…」と当時の悔しさを語る。
実力の差を実感したようで、「持って生まれた身体能力の差は、どんなに努力しても埋められないと気づいたんです。実力不足を感じてからは、サッカー選手の夢も諦めるようになりました。そもそもサッカー選手になれる人は、ほんの一握りですからね」と夢を諦めた経緯を話した。
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■努力が報われた女性
ダイエットに成功した30代女性は、「子供の頃からぽっちゃりとした体型で、周囲からよくいじられていました。ずっとこのままだと思っていたのですが、会社の健康診断の結果があまりよくなくて…。先生からも、『痩せたほうがいい』と言われたんです」と話す。
さらには、「そこから運動とバランスの取れた食事で、ゆっくりと体重を落としていきました。今では標準体重になり、久しぶりに会った人には驚かれます。さすがに健康に関わるとなれば、努力をするしかありませんからね」と考えを述べた。
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■努力することに意味がある
報われなくても努力には意味があると考える30代男性は、「仕事で結果を出したいとがんばっていたのに、同期が先に出世してしまったんです。それほど実力差があるとは思っていなかっただけに、ショックが大きかったのを覚えています」と当時を振り返る。
上司の一言で前を向けたようで、「上司が『がんばっているのはわかっているから』と、落ち込んでいる僕にフォローを入れてくれたんです。その言葉を聞いて、自分の努力は無駄ではなかったと思いましたね」と話を続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
対象:10代~60代男女1,000名