真冬並み強い寒気に注意 西日本で積雪ふぶき・北陸は1m近い大雪のおそれ
平地で雪になるレベルの強い寒気が、この土日に日本列島を覆う。「JPCZ」の継続によって北陸・東北で大雪・ふぶきとなり、交通・物流にも影響が出る恐れがある。
平地に雪を降らせるような強い寒気が日本に襲来。17(土)よる~19(月)は西日本の平地でも雪が積もり、北陸・東北では大雪となるおそれがある。気象予報士の千種ゆり子が解説します。
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■雨の後、しだいに雪に 風も強い
17(土)深夜に東京では雨が降ります。その雨のあと、強い寒気が入ります。東京で雪になることはありませんが、日本海側で雪になりそうです。風も非常に強く、ふぶきます。
金沢など北陸の平地では、まとまった積雪に。鳥取など山陰の平地でも、積もる所がありそうです。
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■大雪警報が出されるおそれも
気象庁は「大雪警報が出される可能性」を毎日発表しています。今回の寒気によって、大雪警報が出る可能性があるのは、以下のエリアです。
九州から東北の広範囲で、大雪警報が出される可能性が「中」となっています。中でも新潟県中越では、大雪警報の可能性が「高」です。
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■週明けまでに降る雪の量は…
この寒気による雪の影響を、大まかに予想しました。
・中国地方の平地→多い所で20㎝くらい降り、まとまった雪に
・九州の平地→うっすら積もるおそれ
・北陸→今回最も雪の量が多くなりそう。「JPCZ」という雪雲の列が流れ込み続けるおそれがあり、平地でも30㎝、場所によっては40㎝以上の大雪に
・青森→平地でも50㎝前後降り、ドカ雪のおそれ
今シーズン初のまとまった積雪になる場所もあると思います。いくら雪国、いくら慣れているとはいえ、シーズン初は事故も起きやすいもの。
移動の際は、時間と心に余裕を持つと良さそうです。
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(取材・文/Sirabee 編集部・千種ゆり子)