吉沢亮、『PICU』で気付く人も… 「ある部分」を使った演技が評価されていた
今夜最終回を迎えるドラマ『PICU』。吉沢亮の演技で注目すべき点があって…。
19日、吉沢亮が主演を務めるドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)が最終回を迎える。経験が浅いながらも子供達のために奮闘する若手医師役に目を奪われる人も多かった。
ここ数年、俳優活動が軌道に乗っている吉沢だが、「ある演技」が高く評価されていて…。
■話題のドラマや映画に多数出演
吉沢は2011年に特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)で注目される。その後、17年の映画『銀魂』、18年の映画『リバーズ・エッジ』、19年のNHK連続テレビ小説『なつぞら』、21年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』や映画『東京リベンジャーズ』など、話題作に多数出演。
少女漫画から飛び出してきたような端正な顔立ちと高い演技力で、多くの人を魅了している。
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■漫画の実写化での演技が好評
ある芸能事務所関係者は、吉沢の演技をこう評す。
「2018年の映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』では沖田総悟役を演じ、ジャンプしながら敵を次々に斬りまくり、21年の『東京リベンジャーズ』ではマイキーこと佐野万次郎役の得意技であるハイキックを披露するなど、激しいアクションも難なくこなしています。吉沢さんは人気漫画が原作の作品に出演することが多いですが、漫画の実写化はセリフや行動が不自然に見えてしまうこともあります。その点、彼が再現した漫画のセリフは自然に入ってきます」(芸能事務所関係者)。
実写版『東京リベンジャーズ』でも、マイキーの名セリフ「日和ってる奴いる?」を自分の言葉のように言い放ち、原作ファンからも好評だった。
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■声による表現力
どんな作品でも高く評価されるのは、吉沢の表現力によるところが大きいのだろう。前出の芸能事務所関係者は、特に声による表現がずば抜けていると指摘する。
「『PICU』では震えた声で患者を救えなかった医師の葛藤を見事に表現しています。昨年の劇場版アニメ『僕のヒーロアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』で声優を務めましたが、プロの声優と並んでも見劣りしませんでした。吉沢さんの声は聞いている人の心に訴えかける不思議な力があります」(前出・芸能事務所関係者)。
声の演技が優れているのには、幼少期の経験も関係していそうで…。「小学校1年生から中学3年生まで剣道をやっていました。剣道は一瞬の動きに気持ちを集中させたり、強い力を一気に出すために声が重要となるスポーツです。この剣道での経験を俳優業に生かしているのかもしれません」(前出・芸能事務所関係者)。
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■ネット上でも絶賛の声
ネット上では「吉沢亮って顔が国宝なのに声の芝居もうまいよな」「神に授けられた完璧なルックスに加え演技力と良い声を持つ稀有な俳優」「PICU、大きな動きじゃないのに目とか声でいろんな感情伝わってくる」「声だけで視聴者に感情が伝わる20代の俳優いる? いねぇよなぁ!?」など、吉沢の声による演技を絶賛する声があがっている。
今夜の『PICU』最終回では、彼の声に注目して見ると新たな発見があるかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)