『ポケモンSV』テラスタルの“隠し要素”が発覚 強力な特性との併用はできる…?

『ポケモンSV』の新要素「テラスタル」で発覚した裏仕様とは…。

2022/12/20 04:30

ポケモン

Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の新要素「テラスタル」。戦闘で必須級の「隠れ仕様」が発覚したと話題を呼んでいる。


画像をもっと見る

 

■新要素「テラスタル」

今作から登場した新要素「テラスタル」を使用すると、全てのポケモンが本来のタイプとは別に持っている「テラスタイプ」に変化。テラスタイプしたタイプの技の威力が1.5倍に、元々のタイプと同タイプにテラスタイプするとタイプ一致技の威力が2倍になる。

このテラスタルという仕様は攻撃にも防御にも使うことができるため、かなり戦略性が高く、決め手のタイミングで使うことで形勢を逆転することが可能だ。


関連記事:『ポケモンSV』公式見解で「ハイドロポンプ略称論争」に終止符 新しい火種も…

 

■発覚した裏仕様

そんな中、先日発売されたばかりの『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット公式ガイドブック 完全ストーリー攻略』にて、新たなテラスタルの仕様が発覚したと話題を呼んでいる。

その仕様というのは「テラスタイプと技のタイプが同じ場合、その技の威力が60より低いとき、威力が60にアップする」というもの。ポケモン対戦をする場合、多くの人が高威力かつ高命中技を使用するのだが、場合によっては威力が低くても特定のポケモン対策や、追加効果狙いで低威力技を採用するケースもある。

ちなみに、一部のユーザーがツイッターで「威力20の代わりに確定で相手をまひ状態にするでんき技『ほっぺすりすり』をテラスタイプでんき状態で打つと威力60相当の火力が出る」と投稿し、ネット上では「バグなのでは?」と話題を呼んでいたが、どうやら仕様だったようだ。


関連記事:『ポケモンSV』公式見解で「ハイドロポンプ略称論争」に終止符 新しい火種も…

 

■テクニシャンとの併用は…

ポケモン

ポケモンガチ勢が上で紹介した情報を見た場合、「テクニシャンと併用されるのか?」と疑問を抱くのではないだろうか。この「テクニシャン」とは威力60以下の技の威力が1.5倍になる特性のことであり、ニャース系やハッサム、新しいポケモンであればイッカネズミといったポケモンが持つ特性だ。

ポケモン

イッカネズミの固有技であり威力20の攻撃を10回放つ「ねずみざん」は、テクニシャンの効果で1.5倍、ノーマルテラスタルを使用することでさらに2倍となるため、最大火力が600になると話題になっている。もし「テクニシャンと併用」される場合、最大火力が1800ととんでもない数字を叩き出してしまうことになるのだが…。


関連記事:『ポケモンSV』ランクマッチでキョジオーンが大暴れ 固有技が強すぎて…

 

■現状使われる可能性は…

この問題だが、どうやら「テクニシャンとの併用はされない」模様。さらに連続技や先制技といった強力な技には適応されず、一般的な技が対象となるようだ。

そのため現状では、確定で相手のとくぼうを2段階下げる「アシッドボム」や確定まひの「ほっぺすりすり」、毎ターン最大HPの1/8ダメージを与える「しおづけ」など、追加効果を重視した技を組み込みつつ、火力を上げたい場合に使われる可能性がある。対戦中に思わぬ形で裏をかかれる可能性もあるため、しっかりと覚えておくといいだろう。

・合わせて読みたい→『ポケモンSV』ランクマッチでキョジオーンが大暴れ 固有技が強すぎて…

(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也

『ポケットモンスター バイオレット』【Amazon】

ゲーム任天堂話題ポケモンポケモンSV
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング