ヘドロポケモン・ベトベターを洗うと意外な反応 親睦を深めるはずが…
『ポケモンSV』の新機能「ポケモンウォッシュ」でベトベターを洗ってみると…。
Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、ポケモンの体を洗うことができる「ポケモンウォッシュ」という機能が存在する。この機能に隠されたポケモンの生態が話題を呼んでいる。
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■新機能「ポケモンウォッシュ」
同作の新機能「ピクニック」では、様々な方法で手持ちのポケモンと触れ合うことが可能。中でも、「ポケモンウォッシュ」という機能では、長旅で疲れたポケモンの体を洗ってあげることができるぞ。
ポケモンウォッシュをすると、ポケモンのなつき度を上げることができたり、HPを回復できたり、微量ながら経験値を得ることが可能だ。
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■不快感を示すポケモン
そんなポケモンウォッシュだが、一部には洗われると明らかな不快感を示すポケモンもいるようで…そんなポケモンの代表格がベトベターだ。
ベトベターとは、全身がヘドロでできているポケモンであり、過去作の図鑑の表記によるとドブ川や海底のヘドロが月のX線を浴びたことでポケモンとなり、清潔な場所では生きることができない模様。今作では、パルデア地方の中で比較的技術的に進んでいるハッコウシティの裏側付近に生息しており、「工業廃水が垂れ流しになっているのでは…」といった考察もされている。
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■ベトベターを擦ると…
ベトベターは全身がヘドロでできているためか「洗われる」ことが苦手のようで、少しでもスポンジで擦ろうとすると頭の上に黒いグルグルとした「モヤッと」マークが表示される。
他にも大きな自作のハンマーを大切そうに抱えているデカヌチャンのハンマーを洗おうとすると嫌がったり、親子のポケモン・イッカネズミの子供を洗おうとすると親が前に出てきて止めにきたり、体が燃えているポケモンの燃えている部分を洗おうとすると怒ったりと、ポケモンウォッシュで遊んでいるだけで細かなポケモンの生態が窺えるのだ。
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■過去作でも神機能
ちなみに、同様の仕様は過去作でも存在しており、『ポケットモンスターサン・ムーン』のポケモンと触れ合える機能・ポケリフレでは、猫系ポケモンのニャヒートのヒゲを触ると嫌がったり、ベトベターを触るとベトつく演出がされていた。
またポケリフレでは、一部のポケモンの特定の箇所を触ると火傷したり、凍結状態になったりするのだが…アニメ『ポケットモンスター』シリーズの主人公・サトシの相棒・ピカチュウの頬をさわると感電する演出がされており、アニメ初期の頃のピカチュウが懐いていないころのサトシの感覚を楽しむことができる神機能となっていた。
同シリーズにどハマりすると、最終的に対戦の画面だけ開いて通常プレイを一切しなくなるのがあるあるなのだが、たまにはポケモンとの触れ合いを楽しむのもアリなのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也)