神田伯山、コメンテーターに厳しい本音？　「やってるやつ嫌じゃないですか」

芸能人にも多い「コメンテーター」について、講談師・神田伯山から厳しい本音が飛び出して…。

2022/12/24 09:15

23日放送『A-Studio＋』（TBS系）にバラエティ番組でも活躍する講談師・六代目神田伯山が登場。コメンテーターに対し、彼らしい毒舌評が飛び出して笑福亭鶴瓶らを笑わせた。

落語家・鶴瓶とジャニーズアイドル・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔がMCを務める同番組。2人がゲストの関係者や知人にインタビュー・取材を敢行し、ゲストの素顔を紐解いていく。

今回のゲストは、著名人がその話芸を大絶賛する講談師・伯山で、鶴瓶らは伯山の妻や唯一の親友、仕事関係者などに会って彼の人となりを探っていった。

「落語を聞くのが趣味」の伯山は以前から落語会に足を運ぶなど、同じく伝統芸能で話術を武器とする落語家・鶴瓶とは浅からぬ縁がある。

鶴瓶との思い出話を中心に場が盛り上がるなかで、自身のラジオ『問わず語りの神田伯山』（TBSラジオ）では歯に衣着せぬ毒舌で人気を博す伯山だけに、徐々に得意とする毒舌トークも展開されていく。

自身も経験する「バラエティ番組のMCの難しさ」を語っていた伯山。伝統芸能だけでなく、バラエティ業界にも進出している彼は「でもコメンテーターとかやってるやつイヤじゃないですか？」と鶴瓶らに確認し始める。

鶴瓶らが苦笑するのを横目に、伯山は「コメンテーターって最低の職業じゃないですか？　あれ。適当なことをみんなけっこう言うじゃないですか、主に（立川）志らく師匠とかが言うじゃないですか」とコメンテーターとして活躍する犬猿の仲の落語家・立川志らくをイジって場を盛り上げた。

伯山が「鶴瓶師匠なんか志らく師匠そんな好きじゃないじゃないですか？」と触れると、鶴瓶は「なんでやねん」と笑いながら否定。「俺ら（落語家）としては、志らくが帯（番組）やってたやんか、ずっと。それ噺家にとってスゴい大事なんよ」と力説する。

「いろんな仕事したらいいねんけどね、自分が」と鶴瓶が落語家としての本心を吐露すると、伯山も「けっこう、自分で（仕事の幅を）狭めちゃってるかもしれないですね」とコメンテーターを務める志らくらへの考えを改めた。

このやり取りを視聴者も「コメンテーターは最低の職業？」「神田伯山さんが『コメンテーターって最低の職業』って言ってくれて首振り人形のように頷いてる」と楽しんでいる。

（文／Sirabee 編集部・サバマサシ）