ウクライナの空襲警報アプリを「ジェダイ」がサポート　ミサイル攻撃など危険を通知

ウクライナで多くの人々に利用されている空襲警報アプリがアップデートを行い、伝説的なジェダイ・マスターがさまざまな危機的状況を音声で通知してくれるようになったという。

■ウクライナ政府が提携

ロシアによるウクライナ侵攻の際、ウクライナ当局によって運営が開始された支援機関「United24」。空襲を知らせるスマートフォンアプリ「Air Alert」と提携し、ユニークなアップデートを行った。

それは映画『スターウォーズ』に登場するジェダイをモチーフとしたもので、ルーク・スカイウォーカー役を演じるマーク・ハミル自身の音声が多数収録されている。

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■ジェダイがプッシュ通知

「Air Alert」ではミサイル攻撃、砲撃、市街戦、放射線、化学物質の脅威など5種類の危険について、端末にマークの音声付きのプッシュ通知が行われる。

また、空襲など危険が去った際のアナウンスとして、「May the Force be with you（フォースとともにあれ）」などの象徴的なセリフが引用されているという。

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■マーク・ハミルが全面協力

このアップデートは、マーク自身がウクライナの市街をドローンで守備する「Army of Drones」プロジェクトのアンバサダーであったことから実現したものだ。

アプリはiOS、AndroidおよびHuawei端末に対応している。マーク・ハミルの音声が収録されているのは英語版だが、アプリ内からいつでも切り替えることが可能だ。

また、アプリはウクライナ国外から寄付を行なうことも可能で、寄付金はすべて防衛ドローンの購入費用にあてられるという。

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■「ウクライナとともに」

アプリの開発元であるAjax SystemsのCMOは、「世界のレジェンドであるマーク・ハミルの参加と絶え間ない努力に感謝します」と感謝の意を述べている。

また、ネット上では「ジェダイがウクライナの空襲警報システムに力を貸した」「フォースがウクライナとともにありますように」などのコメントが寄せられている。

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（文／Sirabee 編集部・びやじま）