空港で子供を見失った母親が大暴れ 職員に向かって「捜してこい」
パニックに陥った母親が理性を失い、荒れ狂った。
ちょっと目を離したすきに、子供たちがふらりとどこかへ…。「いない」と気づいた母親が、とんでもない行動に及んだとして逮捕されたことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。
■姿を消した子供たち
つい先日のこと、アメリカ・フロリダ州の空港をある女(25)と幼い子供2名が利用。そこで乗り継ぎの手続きをしていたが、子供たちは飽きたのか、女に何も告げずにその場を離れてどこかに行ってしまった。
ほどなくして「あ、うちの子がいない」と気づいた女は驚き、大パニックに。搭乗ゲートで働くスタッフたちに突っかかり、暴れ始めた。
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■パニックに陥り大暴走
自分で子供たちを捜しに行こうともせず、女はスタッフたちに「子供たちを捜してこい」と大声で命令。カウンターにあるものを叩き落とし始めた。
さらにエスカレートした女は、カウンターに設置されていたコンピュータをつかみ、近くにいたスタッフに向けて投げ飛ばして破壊。またカウンター近くの機材をなぎ倒すなど異常な行動に及び、現場にいた人たちを震え上がらせた。
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■逮捕された女
女は近くにいた空港の利用者たちにも罵声を浴びせて大変な迷惑をかけたが、ほどなくして駆けつけた警察官たちに取り押さえられて逮捕された。
その後に一部メディアは「被害額は最低でも1万ドル(約133万円)」と報道。ふらりと姿を消した子供たちについては、トイレにいたことが明らかになった。
空港の利用者たちはメディアの取材に応じ、「子供をしっかり見ておくのは親の役目でしょう」「なぜスタッフにキレるんだか…意味不明です」などとコメントしている。
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■「これはひどい」という声が噴出
暴れる女の様子をとらえた映像がインターネットで公開されるなり、世間からは「普通は自分で子供を捜しに行くでしょうに…」「この女はやばい、ひどすぎる」「こんなことを平気でする人間が子供の親だなんて…」という声が噴出した。
なお航空会社は「弊社スタッフに対する暴力は一切容認いたしません」とコメントを発表し、警察の捜査にも協力していることを明かしている。本名を写真付きで報じられた女はまだ釈放されておらず、今も事情聴取を受けているようだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)