キンプリ、関係者が語る5人の「評判」　テレビのイメージと違うメンバーも…

11月に人気メンバー3人がグループを脱退・退所することを発表し、衝撃を与えたKing＆Prince。だがキンプリは2022年、グループでも個人でもめざましい活躍を見せた。

これまで、Sirabee編集部ではカメラが回らないところでの5人の素顔を報じてきた。その中から特に反響の大きかったエピソードを紹介する。

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■高橋海人の「地道な努力」

高橋海人は4月クールのドラマ『未来への10カウント』（テレビ朝日系）と10月クールの『ボーイフレンド降臨！』（テレビ朝日系）と2本の連ドラに出演し、後者では主演を務めた。『未来への10カウント』は木村拓哉主演の、高校ボクシングをテーマにした作品。

作中では高橋の見事なパンチが目立っていたが、見えないところで努力していた。テレビ朝日関係者が語る。

「撮影の合間にシャドーボクシングをしたり、ミット打ちをしていました。自宅では肩と胸筋を中心とした筋トレまでやっていたそうです。ボクシングのステップやパンチに関して、飲み込みが早く、スタッフの間でも『ミット打ちがずば抜けてきれい』と絶賛されているそうです」（テレビ朝日関係者）。

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■キャラが確立した岸優太・神宮寺勇太

バラエティ番組『ザ！鉄腕！DASH！！』（日本テレビ系）や『VS魂』（フジテレビ系）に出演する岸優太は、天然なキャラクターでおなじみ。あるテレビ局関係者はデビューから4年経ち、”おいしいポジション”を確立したと話す。

「周りからイジられるリーダーキャラです。ジャニーズのリーダは、中居正広さんのようにみんなを引っ張っていくタイプもいますが、TOKIOの城島茂さんや嵐の大野智さんのように、ちょっと頼りないながらも愛されるおいしいポジションなんです。岸さんもダンスや歌、演技、バラエティと多彩なスキルはありつつ、どこか抜けているリーダーキャラとして認知されました。芸人やスタッフからもかわいがられていますよ」（テレビ局関係者）。

神宮寺勇太は紳士的な振る舞いや誰に対しても優しい性格であることから、「国民的彼氏」というキャッチコピーを持つ。だが、キンプリファンのある女性は本当の由来があると指摘する。

「元メンバーの岩橋玄樹くんへの言動が全ての国民にとって理想的な彼氏であることから『国民的彼氏』と呼ばれるようになったんです。岩橋くんは女の子のようにかわいいルックスに加えて、甘え上手な性格で、メンバーの中でお姫様のようなポジションでした。神宮寺くんとは特に仲が良く、ファンの間では『じぐいわコンビ』と呼ばれていたんですよ」（キンプリファンのある女性）。

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■永瀬廉が俳優として成長した理由

7月クールのドラマ『新・信長公記～クラスメイトは戦国武将～』（日本テレビ系）で主演を務めた永瀬廉は、来年1月のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』（TBS系）への出演も決まっており、俳優活動が起動に乗っている。成長するきっかけとなったのは、昨年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』だったという。

前出のテレビ局関係者が語る。「永瀬さんは感情を爆発させる芝居に苦手意識を持っていたそうです。撮影中、自分の演技に納得がいかなかったのか、何度もやり直しをお願いしていたといいます。そんな時、ヒロインの父親役で出演し、永瀬さんと関わる場面も多かった内野聖陽さんが相談に乗ってくれたそうです。内野さんはドラマはもちろん、ミュージカルにも多数出演しており、感情を表現する演技経験が豊富ですからね。彼のアドバイスによって、永瀬さんも迷いが消えたそうですよ」（前出・テレビ局関係者）。

”挫折”を通してひと回り成長したのだろう。

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■平野紫耀の意外なプライベート

平野紫耀は10月クールのドラマ『クロサギ』（TBS系）で主演を務め、単独で6本のCMに出演する圧巻の活躍を見せた。ある芸能事務所関係者は、平野がCMに起用される理由をこう語る。

「仕事に対する姿勢が評価されているのでしょう。平野さんはアイドルでありながらNG事項が少なく、CMの撮影でも『こういうのはやりたくない』など否定的なことは言わず、笑顔でこなしてくれます。また、平野さんのファンは購買力もあるため、彼を起用した商品は売れ行きもいいんですよ」（芸能事務所関係者）。

仕事だけでなく、プライベートでも隙がない。「コロナ前から、ほかのタレントやスタッフと外で飲みに行ったという話を全然聞いたことがありません。テレビの印象からは意外に思えるかもしれませんが、平野さんは人見知りなところがあり、打ち解けるのに時間がかかるんです。お酒もあまり得意ではないそうなので、飲み会となると足が遠のいてしまうのかもしれません。夜の街で派手に遊んだりせず、スキャンダルと無縁なところも多くのCMに起用される理由の一つでしょう」（前出・芸能事務所関係者）。

キンプリは来年5月、平野・岸・神宮寺の3人がグループを脱退し、事務所も退所する。別々の道を進んでも、5人それぞれ異なる武器を生かし、輝かしい活躍を見せてくれるに違いない！

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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）