消えたヨガ講師の正体は殺人犯 行方を捜した生徒たちが大ショック

偽名を使って、12年間もヨガ講師として活動した殺人犯。生徒たちからの信頼は厚かったようだ。

2022/12/31 06:00

ヨガ・レッスン・教室

FBIの最重要指名手配犯である殺人容疑者が、12年にわたりヨガ講師としてメキシコに潜伏していた。講師は逮捕され、レッスンを行えなくなったが、事情を知らない生徒たちは心配して行方不明者届を出したという。『Daily Star』や『EL PAIS』などの海外メディアが報じている。



 

■12年間ヨガ講師として潜伏

2010年にアメリカ・メリーランド州で起きた殺人事件の容疑者として、FBIに指名手配されていたジョージ・ランデロスという男が、今月になりメキシコで逮捕された。

アメリカとメキシコの両国籍を持つランデロスは、12年にわたり「レオン・フェラーラ」という偽名を使い、ヨガの講師をしていたそうだ。


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■「昔の自分は覚えていない」

女性が殴られた上に窒息死させられたこの事件は、当初は強盗によるものだと考えられていた。

ところが後になって、被害者女性がランデロスと交際していたことが判明。引き出しの中から発見された50万ドル(約6,600万円超)の生命保険の受取人がランデロスだけであった事実も加わり、彼が殺人犯として指名手配された。

ランデロスは依然として犯行を認めておらず、「私はもうレオンであり、昔の自分のことはほとんど覚えていない」と述べているという。


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■心配した生徒たちは…

逮捕されたランデロスは、当然ながらヨガのレッスンを行えなくなった。突然音信不通になった「レオン先生」を心配した生徒たちは、行方を捜し続けたそうだ。

そんな生徒たちが、パートナーや子供がいないランデロスのために行方不明者届を出しに行くと、職員から「彼は行方不明ではなく、拘留中だ。これ以上は話せない」と告げられたという。

生徒のひとりでマリアと名乗る女性は、メディアの取材に対して「悲観に暮れています。もし彼とまた話すことがあれば、質問がたくさんあります」と語った。

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(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部

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