7割以上の人が転倒経験あり 気をつけて歩いているのに避けられないことも…

一面の雪景色に目を奪われるも、凍結した路面を前に、必死でペンギン歩きをする羽目に…。

2023/01/01 06:00

雪・雪道・大雪

いよいよ本格的な冬を迎え、各地での大雪が報じられているが、雪のあとの路面凍結もやっかいだ。細心の注意をはらい、そろりそろりと歩いているのに、足をとられて転んでしまったという人もいるのではないだろうか。



 

■凍結した路面で転んでしまったことがある

Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で74.3%の人が「凍結した路面で転んでしまったことがある」と回答した。

路面凍結


なお男女別に見ると、男性は77.3%、女性は71.3%という結果になっている。


関連記事:岡山市が「日本一嫌われている電車」とコラボしてしまう 市長もさすがに気づく

 

■転倒し膝をついて骨折

編集部が話を聞いた60代の女性は、「長靴をはいて気を付けて歩いていたのですが、部分的に凍っているところに足をとられて滑ってしまいました」と述べた。

「体勢を保とうとして膝をつき、皿の中の小さな骨が割れてしまって…」と、完治に時間がかかり大変な思いをしたのだそう。


関連記事:藤本タツキ氏、ツイッターアカウントが凍結 ファン「新たなタツキ伝説が…」

 

■坂道の凍結が怖い

凍った坂道が怖いという30代の女性は、「自宅から駅までにわりと急な坂が2箇所あり、冬に路面が凍結していると外出したくなくなります」と語った。

人が歩いたところを辿ってゆっくり進むようにしているが、それでも何度か転倒したことがあり、怪我こそなかったが、濡れて汚れた服で出勤する羽目になったという。


関連記事:藤本タツキ氏、オススメの漫画と海外ドラマを紹介 ファン「今から見ます」

 

■凍結路面を安全に歩くためのグッズも

東京消防庁の集計データによると、路面凍結による転倒事故の発生件数が1年で最も多いのは1月だという。特に降雪後、人や車に踏み固められてツルツルになっている場所、タイルや白線、マンホールの蓋の上などは、溶けて再凍結した部分と同様に滑りやすいようなので注意したほうが良さそうだ。

雪道や凍結した路面を歩く際は、歩幅を小さくしてそろそろと進む「ペンギン歩き」が比較的安全で、体の重心をやや前におき、靴の裏全体を路面につけるようにして歩くと良いという。転倒した際の怪我を防ぐためには、手袋や防止の着用も有効のようだ。

また、ECサイトなどでは、ゴムにスパイクがついた「かんじき」のようなグッズも販売されている。普段の靴に簡単に取り付けられるようになっているので、用意しておくと急な路面凍結の際にすぐに使え、安心かもしれない。

・合わせて読みたい→藤本タツキ氏、オススメの漫画と海外ドラマを紹介 ファン「今から見ます」

(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年11月25日~2022年11月30日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

調査話題転倒路面凍結
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング