イチロー氏の高校球児への指導に密着 『S☆1』2夜連続で新春特別企画
『S☆1』では、7日と8日の2夜連続で、イチロー氏が静岡県立富士高校野球部を指導した模様に密着する。
TBSでは、7日深夜24時30分、8日深夜24時25分より、スポーツニュース番組『S☆1』で、元シアトル・マリナーズのイチロー氏の新春スペシャル企画を2夜連続で放送する。
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■2020年より6校を指導
2019年に現役を引退し、現在はマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏。引退後、学生野球資格回復の研修を受講し、アマチュアを指導する資格を回復した。
その後、2020年には智辯和歌山高校、2021年には國學院久我山高校、千葉明徳高校、香川県立高松商業高校、2022年には東京都立新宿高校、静岡県立富士高校と計6校の野球部に特別指導を行ってきた。
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■自らプレーを実演
イチロー氏の指導は、自らプレーを実演して見せながら、ときには1対1の会話でアドバイスを送るというスタイル。日米で活躍したイチロー氏からの直接指導とあって、高校球児たちにとって忘れられない特別な時間となっている。
今回は、6校目となった富士高校ナインへの特別指導の様子に密着。イチロー氏への独占インタビューも行い、球児の情熱に向き合う真相についても迫る。
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■創立100周年の古豪
創立100周年を迎えた富士高校は、過去には79年に夏の甲子園、87年に春のセンバツと2度甲子園出場を果たしているものの、最近では夏の静岡大会で3回戦を突破できていない。
そんな同校をイチロー氏が指導しようと思い立った理由は、同校野球部が、地域での野球普及の活動に熱心に取り組む姿勢に共感したからだという。
イチロー氏は「今、小さい子供たちが野球を知るきっかけ。昔なら普通にできていたキャッチボールも、もう今はずいぶん特殊な動作になってしまった。そんな時代において、自分たちの野球ができる時間は限られている中で、(活動を)積極的にしてくれているということを聞いて、なんか良いなと思って」と語った。
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■「綺麗な野球」とは
イチロー氏がナインと向き合った2日間の中で、象徴的だったのが「綺麗な野球」という考え方。しかし、選手たちがこれを理解することは容易ではなかった。野球界のレジェンドは、直接指導でどのようにして伝え、選手たちはどのように受け止めていったのか。選手たちの成長を感じとったイチロー氏は何を語るのか。
そして、雲ひとつない空の広がる富士の景色を感じながら、イチロー氏がナインに伝えたこととは…。舞台裏を記録した秘蔵映像も交え、完全版を2夜連続で一挙公開する。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)