突如現れた看板、指示内容を思わず二度見 「6文字」のインパクトが強すぎる…
とある島で見かけた看板。思わず二度見してしまう「注意内容」が話題を呼んでいたのだ。
道沿いで見かける看板や標識の多くは、定型的な内容が表示されているもの。しかし時には、思わず二度見してしまうような「尖った内容の指示」と出会うケースも…。
【関連記事】完全に初見殺しな看板、その正体にゾッとした 「直進して下さい」と思いきや…
画像をもっと見る
■標識下の「6文字」に驚き
今回取り上げるのは、静岡県磐田市「竜洋昆虫自然観察公園」職員の柳澤静磨さんが投稿したツイート。
昨年12月に流行した「これを見た人は記憶に残った看板を貼れ」というハッシュタグの使用された投稿には、蝶のイラストが描かれた黄色い標識が確認できる。
…が、注目したいのはその下。こちらには「蝶に超注意!」と力強く書かれた看板が、併せて設置されていたのだった。
関連記事:完全に初見殺しな看板、その正体にゾッとした 「直進して下さい」と思いきや…
■「モスラ出てきそう」の声も
「!」が付いている辺り、設置者の勢いがひしひしと感じられるというもの。件のツイートは投稿から数日で 1,000件以上もの「いいね」を獲得しており、他のツイッターユーザーからは「モスラ出てきそう」「いっぱい出るってこと…?」など、驚きの声が多数寄せられていた。
なお、ツイート投稿主の柳澤さんは、2020年6月30日に鹿児島県の喜界島にてこれらの看板に遭遇したそうで「ゴキブリ類の調査のために車で移動中、発見したものになります」と、当時の様子を振り返っている。
関連記事:工事現場で出会った看板、全人類ワクワクさせる「魔法の6文字」が判明し話題に…
■蝶に縁のある喜界島
続いては件の看板の詳細をめぐり、喜界島の「喜界町役場」企画観光課に詳しい話を聞いてみることに。すると、こちらは約15年前に同町の「百之台下林道」に設置されたものと判明。
担当者は「当該林道にはたくさんの蝶が飛来し、時期になると海を渡ってアサギマダラなどがやって来ます。また本町にはオオゴマダラが生息しており、町独自で『オオゴマダラ保護条例』を制定しております。オオゴマダラだけでなく、島内の至る所で様々な蝶を見ることができるので『蝶の飛び交う隆起サンゴ礁の島』というキャッチコピーもございます」と、喜界島と蝶の関係性について語ってくれたのだ。
そうした背景もあり、当時の役場産業振興課(現:農業振興課)職員が、現地を通過する車に注意を促すメッセージを考えた際、おもしろおかしく且つ、印象に残るようにと考えて、話題の「蝶に超注意!」が誕生したという。
前出のアサギマダラは北から喜界島にやって来て、その後さらに南へと飛んでいく。現地を訪れた際は、看板にある通り「超注意」を忘れないように。