大河ドラマ『どうする家康』、放送開始後の期待度は? 地元以上に人気の地域も
マツジュン主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』。放送開始後に期待度を調査したら…。
物語が一年にわたることもあって、毎年国民的な注目を集めるNHK大河ドラマ。
三谷幸喜が脚本を担当、小栗旬が主演した昨年の『鎌倉殿の13人』は年間を通して大きな注目を集めたが、今年の『どうする家康』も、『コンフィデンスマンJP』の古沢良太が脚本、松本潤が主演と、豪華な布陣だ。
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■昨年調査で期待度は3割
『どうする家康』は、8日から放送スタート。大河ドラマによくある、子役主演の時期がなく、初回からいきなりマツジュンが登場して、エンジン全開のようにも見える。
一方で、マツジュンが馬に乗るシーンがバレバレのCGだったり、歴史的な通説を無視するような役柄だったり、一部には「ファンタジー大河」といった厳しい声も聞かれる。
Sirabee編集部が昨年10月に実施した調査では、昨年の『鎌倉殿』との比較で、「『鎌倉殿』より期待できる」と答えた人は15.6%。「期待するが『鎌倉殿』以下」との回答が16.0%。7割近くが期待しないという厳しい結果だった。放送が始まって、その評価は変わったのだろうか。
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■女性の期待度が他界
Sirabee編集部が、初回放送後の今月12〜14日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に実施した調査では、「とても期待する」と答えた人が全体の6.3%。「少し期待できる」が39.0%と、放送前よりは評価を上げているようだ。
男女差が大きいのは、国民的アイドルグループ・嵐の松本主演のためか。女性では「とても期待+少し期待」が49.9%と評価が真っ二つに。一方、男性は「全く期待できない」が23.8%と4人に1人に及んでいる。
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■北信越では6割が期待
大河ドラマには、主な舞台となる地域があり、地元ではイベントが行われるなど注目度が高くなる。昨年であれば鎌倉や伊豆、今年であれば岡崎、浜松など愛知県や静岡県などが序盤の舞台だ。地域によって期待度に差はあるのか、検証してみると…。
最も期待度が高かったエリアは、北信越で60.5%。北関東が50.8%で続く。意外にも中部地方は49.3%と半数に届かなかった。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)