駐車場で見かけた標識、レアすぎる指示に目を疑う… 「幻の4文字」が話題に
駐車場で発見した指示標識、その正体に「初めて見た…」と、驚きの声が多数寄せられているのだ。
■万が一、これらに「違反」すると…
まず、前出の3つの指示標識の制定時期を確認したところ、警察庁 広報担当者からは「『斜め駐車』等の駐車方法を指定する道路標識は、平成20年(2008年)8月1日施行の『道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令』(平成 20 年内閣府・国土交通省令第2号)により新設されました」という回答が得られたのだ。
制定までの経緯・ねらいについては「標識の新設前における駐車の方法の指定は、規制標示(道路のペイント)のみにより行なわれていましたが、必要に応じて標識を設置できるようにすることで、運転者の利便性の向上(わかりやすさ)など、更なる駐車秩序の改善を図ろうとしたものです」と、説明している。
ひょっとしたら「斜め駐車」「平行駐車」「直角駐車」に続く、さらなる「幻の駐車標識」が存在するのでは…という考えが頭をよぎり、念のため確認したが、その他に「駐車する車の向き」を指定する指示標識はないとのこと。
…と、ここまで幻であることを強調してきたこれらの指示標識だが、たとえレアすぎる存在でも「道路交通法」に基づいて設置された存在であることを忘れてはならない。
これらの指示内容に従わなかった場合の罰則について、警察庁は「道路交通法違反(第48条)に該当し、放置駐車の場合、普通車については違反点数2点、反則金 15,000 円となります」との回答を寄せてくれたのだった。
遭遇する可能性は非常に稀だが…全国のドライバー諸君は、標識の内容をしっかり頭に入れておこう。
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■確かに一度も見たことないかも…
こういう止め方しろって場所は思い浮かぶけど、確かに標識はないかも。白線がこうやって引いてあるだけだと思う…?し、実際それで理解できちゃうから標識存在してるのかって思っちゃった https://t.co/IkH05DhdwN
— にゃ@ぬいはともだち (@marinya07) January 4, 2023
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)