このタクシー領収書、完全に「ぼったくり」と思いきや… 乗車距離でさらに驚く
タクシーのレシートに印字された「驚きの金額」が話題。「こんな額見たことない…」と、驚きの声が寄せられているのだ。
忙しい現代人を支える、重要な移動手段の1つがタクシー。バスや電車と比較すると割高だが「時は金なり」という考えが染み付いている人は、タクシーを使用することに抵抗が少ないのでは。
以前ツイッター上では、タクシーのレシートに表示された「規格外すぎる料金」に、驚きの声が寄せられていたのをご存知だろうか…。
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■タクシーの金額、あまりにおかしい…
今回注目したいのは、昨年12月半ばに投稿された1件のツイート。「こんなタクシーのレシート見たことない」と綴られた投稿には、「縦長」のレシート用紙が写った写真が添えられている。
日常的に目にする、何の変哲もないレシートだが…注目すべきはその料金。ツイート本文に「見たことない」と記されているように「メーター運賃 913,500円」と、規格外の金額が印字されているではないか。
同じく規格外な「遠距離割引」が適用され、金額は幾分抑えられたようだが…それでも合計金額は、驚異の「860,940円」であった。
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■都内初乗り運賃の千倍以上
こちらの衝撃的なツイートは、投稿からわずか数日で2,000件近くもの「いいね」を獲得しており、他のツイッターユーザーからは「どこまで行ったんだ!?」「情報量が多すぎる」「えぇ…現金で86枚出したの?」「運転手さん、お疲れ様でした」などなど、驚きの声が多数寄せられていた。
2023年1月現在、都内タクシーの初乗り運賃は500円となっており、前出の運賃はその1,721倍である。果たしてどのような移動を試みれば、このようなぶっ飛んだ金額を請求されるというのだろうか…。
話題のツイート投稿主に詳しい話を聞くと、衝撃の事実が明らかになったのだ。
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■レシート誕生の経緯に驚き…
件のツイートを投稿したのは、自家用路線バスや自家用タクシー、教習車などを使って旅をするカップルのユーチューバー「わすことセンパイ」である。
取材を快諾してくれた「センパイ」は、レシートの詳細について「(北方領土を除く)日本最北端である北海道の宗谷岬から日本本土最南端である鹿児島県佐多岬まで、実際にタクシーメーターを搭載した元タクシーの自家用車で日本縦断した際のレシートです」と、説明してくれたのだ。
「もちろん実際に運賃を請求されたわけではありませんし、この金額を収受したわけではありません」という補足も見られ、ひと安心である。
しかし、前出の企画を試みる際、彼らはタクシーメーターの設定を宗谷岬が位置する「稚内区域」のタクシー料金に合わせていたとのことで、センパイは「『実際に宗谷岬から稚内のタクシーに乗って日本を縦断した料金』に、限りなく近い料金になります」ともコメントを寄せてくれたのだ。
稚内市に在住の人物が、鹿児島県の知人の元に遊びに行く際は、ぜひこちらの金額を参考にしてみてほしい。なお、こちらのレシートが誕生するきっかけとなった「日本横断」の動画は今後の公開を予定しているそうなので、わすことセンパイのYouTubeチャンネルを、こまめにチェックしておこう。