危険な「失神チャレンジ」で12歳少女が死亡 いじめっ子に強要された可能性も

「犠牲者をこれ以上出さないで」と涙で訴える遺族。危険なチャレンジ動画を放置してはならない。

2023/01/21 05:15

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このほどアルゼンチンで、TikTokで流行していた「ブラックアウト(失神)・チャレンジ」を試みた12歳の少女が死亡した。学校ではいじめの被害にあっていたといい、両親が「誰かが強要したのでは」と激怒していることを、現地メディアの『El Litoral』が伝え、『Mirror』『NEW YORK POST』なども報じている。



 

■3回もチャレンジ

13日、自宅で「ブラックアウト・チャレンジ」を試みたのは、サンタフェ州カピタン・ベルムデス市のミラグロス・ソトさん。ロープに頭を通し、ぶら下がって息絶えているところを家族に発見された。

その後の警察の調べで、ミラグロスさんはWhatsAppでメッセージを受け取った後、自身のチャレンジを撮影して動画にしていたこと、計3回のチャレンジで2回目まで成功していたことなどがわかった。


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■誰かに強要された可能性も

ミラグロスさんの叔母であるラウラ・ルケさんは、『El Litoral』の取材に「姪はとても頭の良い子でしたが、学校ではいじめ被害にあっていたそうです」と明かした。

そのため、ミラグロスさんの両親は「誰かに危険なチャレンジをやってみるよう強要されたのでは」と疑っており、現在は当局が調査を行っている。場合によっては刑事・民事で訴訟に発展する可能性もありそうだ。


 

■TikTokを批判する人も

そのチャレンジは、首吊りを体験して気絶するギリギリまで粘るという非常に危険なもの。イギリスでも12歳、14歳の中学生が命を落としていた。脳への血流が途絶えて失神し、脳機能にダメージを与え、けいれん痙攣発作など後遺症を引き起こすことがあると警告されている。

また、「未成年ユーザーたちの精神面に悪影響を与える危険で有害なコンテンツが配信されても放置している」として、TikTokを批判する声も高まっているようだ。


 

■「犠牲者をこれ以上出さないで」

命知らずな「チャレンジ」であっても、世間で流行し始めるとその動きは止まらなくなる。死傷者が相次いで関係当局が動き、少年少女にその危険性を強く呼びかけることで表面上は収まるものの、完全になくなることは難しいといわれている。

だが、メディアを通じて「危険で馬鹿げたチャレンジ動画の配信はやめて。犠牲者をこれ以上出さないで」と涙で訴える遺族は多い。その思いを無視してはならない。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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