『ポケモンSV』新レイド・ゲッコウガの技構成が“害悪”すぎる 回避を上げて…
『ポケモンSV』で開始された「ゲッコウガ」レイド。その技構成が話題を呼んでいる。
27日、Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、新イベント「さいきょうのゲッコウガ 」レイドバトルが開始。その技構成が「害悪すぎる」と話題を呼んでいる。
■「ゲッコウガ」レイド
同作では定期的に様々なイベントが開催されており、中でも目玉とされているのは「さいきょう」の2つ名がついた限定ポケモンのテラレイドバトルだ。これまでにリザードンやエースバーンといった人気ポケモンらが登場していた。
そんな中、27日からは「さいきょうのゲッコウガ」レイドが開催されると発表されて大きな話題に。
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■優秀な特性で人気ポケモン
ゲッコウガは、『ポケットモンスター X・Y』をはじめとする第六世代で初登場のポケモンであり、一番最初に主人公が手に入れる「御三家」ポケモンの最終進化。
通常時のタイプはみず・あくタイプなのだが、隠れ特性・へんげんじざいの効果によってタイプを自由に変更することができることや、素早さの値の高さなどから、ランクバトルにて使用率上位に君臨していた人気ポケモンだ。
技範囲の広さから様々な型が研究され、環境のメタとして使用されることも多く、まさに無限の可能性があるポケモンとして知られていた。
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■技構成が「害悪すぎる…」
今回開催されている「さいきょうのゲッコウガ」レイドだが、その技構成に注目が集まっている。というのも、レイド開始直後にゲッコウガが回避率を上げる「かげぶんしん」を撃ってくるのだ。
ポケモン界における技の命中率はかなりシビアであり、命中80の技であったとしても体感30%くらいの命中率となっている。そのため、技外しを嫌って火力を落として命中率の高い技を選ぶ安定構成を採用する人も少なくない。
そんな安定構成に対して、ポケモン自身の回避率を上げることで相手の技を避けることができる「かげぶんしん」という技は、「害悪技」として知られている。なお、別の型のゲッコウガの場合は、初手に強制的に毒状態にさせてくる技「どくびし」を使ってくることも確認されており、どちらの型に当たっても「害悪構成」となっているようだ。
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■ファンからは反響が
これらに対してツイッター上では「初手影分身は害悪すぎるだろ」「ゲッコウガは好きだけど害悪構成かよ」といったファンからの反響が寄せられていた。
なお、現状ニャイキングやトリトドン、シャワーズなど様々なポケモンでのレイド攻略が成功している。「かげぶんしん」による回避率上昇が嫌な人は、能力上昇を解除する「くろいきり」といった技を覚えていくといいだろう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也)