小1息子の国語テスト、減点理由に目を疑う 「ガバガバすぎる採点」に怒りの声も…

小学1年生の我が子のテスト、教師の採点内容に違和感が…。「ガバガバすぎる」と疑問の声が寄せられているのだ。

2023/01/31 04:45


幼い子供の、柔軟な発想力には驚かされてしまうもの。「珍回答」と呼ばれる誤答が誕生するケースも少なくないが、時には大人の方が「珍採点」とでも呼ぶべき「とんでもない採点」を行なってしまうことも…。

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■思わず親も驚き…

今回注目したいのは、ツイッターユーザー「hide.life」さんが投稿した1件のツイート。

「先生のこれなんなん?? これ100点、正解でいいだろ! 小学1年生だぞ! 子供のヤル気を損なわせるのはどんな意図があるの?
先生教えてくれぇーー!!」と、本文に怒涛の勢いが込められたツイートには、テスト用紙の写った2枚の写真が添えられている。

国語のテスト

hideさんの子供は満点に一歩届かずの「99点」を獲得しており、一体どこを間違えたのか回答内容をよく見ると…「男」の漢字の「田」の一部分がやや歪んで記入された箇所に、「マイナス1点」と記されていたのだ。


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■この採点、ガバガバすぎる…

明らかに漢字を間違えて記入していたり、それこそ「読めないレベル」に汚い文字だったならば理解できるが、こちらの「男」にそういった特徴は見当たらない。

また別の設問では「草」という回答の部首の細部が、赤ペンで囲われているものの減点には至っていらず、教師側の採点基準に疑問が残る。

国語のテスト

さらに注目したいのが、設問5の内容。「(だんし)が(くさ)をとる」という出題に対して、hideさんの子供は「女子が草をとる」と回答し…なぜかこちらはお咎めなしで「女子」に丸がつけられていたのだ。


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■親の心境を聞くと…

「小事を捨てて大事を取る」という言葉の完全に真逆をいった疑惑の採点内容に対し、他のツイッターユーザーからは「先生。そんな細かいところ突っ込んでるから、ほんとに間違ってるところ気付けてないやん!」「これがマイナスになるのおかしいです」「細かいところを見て、大事な間違いに気づいてない」などなど、ツッコミの声が多数寄せられている。

こちらは小学1年生の息子のテスト用紙だそうで、ツイート投稿主・hide.lifeさんは「テストがあるということで、息子は漢字テストに向けて予習をしていました。我が家では100点を取るとお小遣いがもらえるシステムなので、息子なりに頑張ったんだと思います」と、我が子の様子について振り返っていた。

国語のテスト

結果として「だんし」を「女子」と書いてしまったため100点には届かないのだが、こちらは正解の一方、実際は正解であろう漢字が不正解となっていたことに疑問を感じ、今回のツイートを投稿したという。

hideさんの「高学年であれば多少、漢字のハネや払いにシビアになるのは分かりますが…小学1年生にこれは無いと感じました」「先生からの声掛けがあったのかは分かりませんが、幼少期は成功体験が多い方が良いと考えています」というコメントが非常に印象的であった。


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■「算数」の世界では日常茶飯事?

hideさんのように考える人物は決して少なくなく、ネット上ではしばしば「超算数」と称される「掛け算の順番」が波紋を呼んでいる。文章問題における式を組み立てる際に、例え式が表す数値は同じでも「3×4」と「4×3」のいずれかが正解で、もう片方は誤答されてしまうケースが少なくないのだ。

なお、これらの採点基準は現場教員の判断に依るところが大きく、授業中の説明や減点の有無を含めた諸々の事情は「担任教師次第」となっているのが、なんともモヤモヤするポイント。

こうした「超算数」に対しては「どちらの式も正解にすべき」「たとえバツを付けても、減点にすべきではない」など、様々な意見が寄せられている。いずれも、子供・保護者共に納得がいく授業や指導が行われていれば良いのだが…。

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