AIのChatGPTに「簡単でおいしいご飯」を聞いて言われるがままに作ってみた

話題の対話型AIの「ChatGPT」で料理のレシピを検索。言われるがままに作ってみたら…。

2023/01/31 05:00

情報検索、日常会話、翻訳、創作のアイデア、プログラムを書かせるなど、幅広い活躍が話題の対話型AI『ChatGPT』。記者は休日に「○○を題材にした映画を教えて」と聞いてChatGPTから返ってきた映画を観たりしているのだが、AIに料理レシピを聞いたらどうなるのかと疑問が湧いた。

そこで「簡単でおいしいご飯のレシピを教えて」と聞いて返ってきたレシピをなるべく忠実に再現してみたいと思う。


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■AIがおすすめする「簡単チャーハン」

ChatGPT

「『簡単チャーハン』という簡単でおいしいご飯のレシピを紹介します」とChatGPTが教えてくれたチャーハンを作っていく。材料は米1カップ、卵1個、生姜1片(15gほど)、酒、スープの素(鶏ガラスープを使用)、好きなトッピング(今回は余っていたエビとネギ)。

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まずは、米1合の量に対して小さじ1のスープの素を入れて炊飯器で炊く。この時点である程度の味付けをするようだ。


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■具材を炒めて、ご飯にドーン!

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次は「卵を目的のサイズに切り、炒める」とややおかしい日本語のレシピだが、おそらく炒り卵を作って食べやすいサイズにカットしておくということだろうか。炒めた卵は最後に使うため、取り皿に入れておく。

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次に生姜をみじん切りにして炒め、酒小さじ1と好みの具材を追加してさらに炒めよう。塩コショウは最後の盛り付けでやることになっているが、ここで振っておくといいだろう。

ChatGPT

あとは炊飯器のご飯を器に盛り付け、そこに卵と炒めた具材を乗せたら、ChatGPTがおすすめする簡単レシピ「簡単チャーハン」の完成だ。炊いたご飯は炒めず、混ぜることもしないというこの潔さ。

なお、ChatGPTにご飯は炒めなくていいのか聞いたところ、「いいえ、炒めることもできます。炒めたご飯を使うことで、よりおいしいチャーハンが作れます。トッピングを炒めた後に、炊き上がった米を加えて、よく混ぜてから、卵やスパイスなどを加えて完成です」とのことだ。


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■気になる味は…

ChatGPT

「チャーハン具材炒め乗せご飯」といった感じの見た目だが、気になる味は…あ、意外と悪くない。ご飯は味がついていても香ばしくないためチャーハンとしては物足りなさを感じるものの、みじん切りにした生姜がいい香りで全体を包み込んでくれる。トッピングの具材は自由でも生姜は必須にしている理由がわかった。これはチューブよりも生の生姜を使ったほうがいいかもしれない。

ご飯を炒めないとはいえ、この料理が「簡単」かは微妙なところだが、ChatGPTはレシピ検索にも便利であることは間違いなさそうだ。


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■AIのレシピをアレンジ

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ご飯は炒めるとさらにおいしいとのことなので、次は少しアレンジして作ってみよう。

フライパンに油をひき、溶いた卵とスープの素で炊いたご飯を入れて炒める。その後、先に炒めておいた生姜と具材を入れて混ぜ合わせ、塩コショウで味をととのえた。

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より一層おいしくなった簡単チャーハンの完成。やはり、ご飯は炒めたほうがおいしい。ご飯を炒める工程を省くことで「簡単」になるとはいえ、炒めたほうがチャーハンは良いということを再認識。

また、これまでチャーハンで生姜を使ったことがなかったのだが、このレシピを機に生姜は常備しておこうと決めた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一

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