本田圭佑、岸田首相の荒井秘書官更迭に私見 「クビにするべきじゃない」
本田圭佑の意見には、腑に落ちないファンから「うーん」といった反応が集まった。
サッカー元日本代表の本田圭佑が5日、自身の公式ツイッターを更新。同性婚にかかわる発言に批判が殺到している荒井勝喜首相秘書官の処遇に私見を明かした。
■岸田首相が荒井秘書官を更迭
荒井秘書官はおととい3日、実名報道をしないことが前提のオフレコ取材で記者団の質問に答えた。
そこで同性婚への意見を求められた際、「見るのも嫌だ。隣に住んでいたら嫌だ。人権や価値観は尊重するが、認めたら、国を捨てる人が出てくる」などと発言。これらは同日夜にメディア各社によって実名で報じられ、批判が殺到した。
これを受けて岸田文雄首相はきのう4日、荒井秘書官を更迭し「首相秘書官としての職務を解く判断をした。荒井秘書官本人からも辞意があった」とコメント。発言内容については「今の内閣の考え方にはまったくそぐわない言語道断の発言」とした。
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■本田「クビにするべきじゃない」
本田はきょう5日、荒井秘書官の騒動にコメント。「更迭は当然」といった声が目立つ中、「クビにするべきじゃない」と異論を示した。
「本人も口に出したことが悪いと思ってるなら謝ればいいし、許せないってのはtoo much」と厳しすぎる処遇であるとし、「1つのミスで人落とすこの社会システムこそが多くの人を苦しめてる原因でもある。それが新しいことへの挑戦の壁になってる」と、少しのミスも許さないことに問題点を感じていた。
更迭をしたことに「前からクビにしたかっただけなのかもね」と理由を推測している。
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■ファン「うーん」
本田のツイートを見たファンからは、「そう思う」といった声もあったが、「うーん」「私はヘイトとミスを同列には並べられません」「立場によっては許されない場合もありますよね?」など、腑に落ちないというコメントが多く集まった。
少しのミスも許容しないことの問題点に言及した部分には、「日本はプラスを称賛せずマイナスが叩かれる社会。 失敗を恐れてしまい、イノベーションが起きにくい」と共感するファンも見られる。