JALが認めた沖縄最強じーまみ豆腐『花商』 タピオカ由来のもっちり感が抜群
牧志公設市場の近くにあるじーまみ豆腐の専門店。JAL機内誌で「沖縄イチ」と評されたという。
琉球王朝の文化を受け継ぎ、独自の食文化が今も暮らしに息づく沖縄。ピーナッツで作る「じーまみ豆腐」も代表的な沖縄料理のひとつだ。
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■那覇市牧志にある専門店
じーまみとは、漢字で書くと「地豆」。地面の中に実ができる落花生を指す。生のピーナッツをミキサーなどで細かく粉砕し、布で濾した汁に片栗粉などでんぷんを加えて練り上げた、ごま豆腐のピーナッツ版のような料理だ。
甘辛いみたらしのようなタレをつけて食べるのが一般的で、ワサビなど薬味を添えることもある。ほとんどの沖縄料理店で提供されており、お土産としても人気だが、那覇市には「沖縄ナンバーワン」との呼び声高いじーまみ豆腐の専門店がある。
牧志公設市場にほど近い浮島通りから1本入った新天地市場本通りにある花商だ。
■JAL機内誌にも掲載
店員さんによると、以前は沖縄そばなど他の料理も提供していたとのことだが、8年ほど前、じーまみ豆腐一本に絞ったという。店先には、「JALの機内誌で沖縄イチおいしいと紹介されました」との看板も。これは期待ができそうだ。
■もっちり感が抜群
というわけで、買ってきたのがこちら。乳白色で艷やかに輝いている。ねっとりとしたじーまみ豆腐ははがした蓋にくっつくほど。スプーンで持ち上げるとそのもちもち感が伝わるだろうか。
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■常温で持ち帰り可能
JALの機内誌が「沖縄ナンバーワン」と評したというその味は、ピーナッツの香りが鮮烈。ねっとりした食感は、タピオカ粉によるものだ。甘辛いタレは生姜風味。キリッとした後味で甘さがさらに際立つ。
持ち帰りは常温でも可能。賞味期限は冷蔵庫で1週間とのことで、沖縄土産にもぴったりだ。
【花商 牧志本店】
住所:那覇市牧志3-4-1
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(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)