山田裕貴、4月金曜ドラマ『ペンディングトレイン』主演 カリスマ美容師役に
都心へと向かう電車が突如として荒廃した未来にワープ。生きていくためのサバイバル生活が始まる。
■「不思議な気持ちでいっぱいです」
主演を努める山田からコメントが到着している。
山田:この作品は、たまたま電車に乗り合わせた人たちが未来の何もない世界にワープしてしまうという非現実的なお話です。まさにそんな物語と同じで、僕自身GP帯連続ドラマ初主演ということが今はまだ不思議な気持ちでいっぱいです。
主演だからとは気負わずに、これまでの作品同様“役を生きる”ことを大切に、共演者やスタッフの皆さんに助けてもらいながら頑張りたいなと思っています! 今回僕が演じる直哉は、どちらかというと主人公っぽくないというか…複雑な過去を背負って生きているキャラクター。
お話を作る過程で、プロデューサーさんや脚本家さんに、まずは僕がどんな人間なのかを知ってもらおうと話し合う機会を作っていただき、直哉という人物を作っていきました。なので、僕に似た部分もあるのかなって思っています。
SNSが身近なものになるにつれて、見た目の印象でその人のことを決めつけてしまうことってあると思うんですよ。だけど、人はその人にしかわからないこともあるし、見ようとしないと見えてこない部分もたくさんあるはず…。
SNSが普及している今だからこそ、ちゃんと人を見よう、人とのつながりを大事にしよう、大事なものって何だろうって思い返させてくれるようなドラマになると思います。
他人を信用しない、世の中そんなに甘くないと思っている直哉のキャラクターを通して、そんなメッセージも伝えられたらうれしいです。
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■「あとは発車を待つだけです」
脚本を務める金子氏からもコメントが。
金子氏:とんでもない非日常が日常になっていく。そんな物語を書いています。ある日たまたま乗っただけの電車がペンディング(何もかもが保留されたままの)状態になり、昨日まで赤の他人だった乗客たちは、戸惑いぶつかり合い、それぞれの生きる姿勢があらわになっていきます。
人に優しくすることは弱いのか強いのか。誰かを好きになることは必要か不必要か。過去を嘆いて地べたを見るのか、明日を夢見て空を見るのか。そのボーダーラインがこの電車の中にあります。
宮﨑Pはじめ情熱的なスタッフの皆さん、そして山田裕貴さんを筆頭にフレッシュで実力のあるキャストの皆さんが集結してくださいました。あとは発車を待つだけです。皆さんのご乗車をお待ちしています。
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■「車内は本当に不思議な空間だなと」
プロデューサー・宮﨑真佐子氏からのコメントは下記の通り。
宮﨑氏:この春の金曜ドラマは、予測不能な、電車内ヒューマンエンターテインメントをお届けします。電車に乗って通勤していると、一番慣れ親しまれている乗り物であると同時に、車内は本当に不思議な空間だなと思います。
全く見ず知らずの人たちがかなり近い距離で肩を並べて、そして皆一様にスマホを操作しています。もしも、この場所が突然未来の世界にワープしてしまったら、よく知らない人たちとどう行動するだろうか?
そんな誰もが知っている日常の場所が非日常の場所になったとき、究極の状況になったときに生まれる人間ドラマを面白く、ときに笑えるように、ときにドキドキヒヤヒヤしながら、そしてときに胸を打たれるように描いていきたいと思っています。
そして、主人公でイケメンだけど、ちょっとひねくれているカリスマ美容師を演じるのは山田裕貴さん。どんな役も、その人が本当にこの世界で生きているように体現してくれる山田さんが、この直哉という人をどう演じてくださるのか期待しかありません。
こんなドラマ見たことない! と思っていただけるようなワクワクをお届けできるよう、キャスト・スタッフ一同、心を込めて作っていきますのでぜひご期待ください!
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)