1000円以下の「少額のお金」が返ってこない場合に… 約6割が取る対応
お金の貸し借りは、しないのが一番いいのだが…。
食事の会計時などに、他の人の分を代わりに払う場合もあるだろう。しかし少額であるために、相手が返すのを忘れてしまう場合もある。そのようなときには、どう対応する人が多いのだろうか。
■約6割「返してほしいと言える」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「お金の貸し借り」に関する意識調査を実施したところ、全体で60.0%の人が「1,000円以下のお金でも『返してほしい』と請求できる」と回答した。
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■男性に多い傾向
性年代別では、すべての年代で男性が高い割合になっている。
男性のほうが親しい相手に対して、思っていることを言える人が多いのかもしれない。
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■同僚に昼食代を催促して
編集部が話を聞いた30代男性は、「同僚と昼食を食べに行ったときに、『細かいお金がない』と言ってきたんです。そのためにその場では、僕が同僚の分も払っておきました。そして同僚は『明日返す』と言っていたのですが、すっかりと忘れていたようで…」と当時を振り返る。
続けて、「このままなかったことになるのはいけないと思い、僕は同僚にお金を返すように言いました。金額としてはわずかかもしれませんが、自分もあまりお金に余裕がある方ではないので…。仲がいいから、言える部分もあるかもしれませんね」とも話していた。
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■カフェ代を返してもらえずに
一方でお金を返してほしいと言えない20代女性は、「友達とカフェに行ったときに、『トイレに行きたいから注文しておいて』と言われたんです。しかしトイレから返ってきた友達はそのままコーヒーを飲むだけで、お金を払おうとする気配はありませんでした」と愚痴を漏らす。
返してほしいとは言いにくいようで、「料金としてはわずかなので、こちらから請求すると『ケチ』と思われてしまうのではないかと考えてしまって…。結局、そのカフェ代は返されないままでいます。友達は忘れていたのか、それともわざと払っていないのか、気になるところです」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
対象:10代~60代男女1,000名