「回転寿司テロ」で再評価 かっぱ寿司、迷惑客も逃げ出すシステムが最強すぎる

”スシローペロペロ事件”を機に回転寿司への迷惑行為が続出。そんな中、かっぱ寿司が再評価されていて…。

2023/02/11 04:15


回転寿司

「回転寿司テロ」が後を絶たない。度重なる迷惑行為により、回転寿司店はピンチに立たされている。

そんな中、ネット上ではかっぱ寿司が再評価されていて…。

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■度重なる迷惑行為の数々

回転寿司での迷惑行為は、1月下旬の”スシローペロペロ事件”に端を発した。若い男性が未使用の湯呑みや醤油ボトルを舐め回す、レーンを回る寿司に唾液をこすり付けるといった動画がSNSで拡散されたのだ。

その後、はま寿司では他の客が注文した寿司に勝手にわさびを乗せる、くら寿司ではレーンから寿司を鷲掴みにして醤油を直飲みする、といった迷惑行為が次々に露見。「回転寿司テロ」によって、回転寿司の醍醐味である「回るレーン」の存続が危ぶまれる事態になっている。


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■かっぱ寿司を再評価する声

かっぱ寿司

大手回転寿司チェーン店が被害に遭う中、かっぱ寿司は目立った迷惑行為を受けていない。同店は、以前から客がタッチパネルで注文した商品を高速で客の元まで届ける「特急レーン」を導入しており、他の客がいたずらしにくくなっているのだ。

はま寿司でも一部店舗で同様のレーンを導入しているが、かっぱはこの仕組みを完全に定着させており、今や”回らない回転寿司”に進化を遂げた。迷惑客を寄せ付けないシステムは、一連の騒動によって話題に。

ネット上では、「注文後結構なスピードでレーンを走るので、安全安心だと思う」「かっぱ寿司は回転してないからすごく安心して行ける」「かっぱ寿司、新幹線が頑張ってて美味しく食べられる」「このシステムをいち早く導入したかっぱ寿司は最強」など、再評価する声が多数あがっている。


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■じつは18年前から導入されていた

かっぱ寿司レーン

かっぱの「特急レーン」と「タッチパネル」はいつから導入されているのだろうか。

かっぱ寿司を運営するカッパ・クリエイトに問い合わせたところ、「かっぱ寿司では、2005年より『タッチパネルでの注文』および高速で商品をテーブルまで運ぶ『特急レーン』の導入を本格展開しております。その後も継続的にブラッシュアップに取り組み、利便性の向上などに努めております」(カッパ・クリエイト広報)という驚きの答えが返ってきた。

なんと、18年前から導入していたのだ。最近は「迷惑客除け」として再評価されているが、このシステムは様々な効果をもたらしているようで…。

「作りたての商品の提供が可能となり、顧客満足度の向上と調理後長時間経っても消費されない寿司の廃棄処理撲滅による食糧資源の節約・環境保全などに努められるようになりました」(前出のカッパ・クリエイト広報)。

たしかに、その都度客が頼みたいネタを作るようにすれば、廃棄を最小限に抑えることができる。あらゆる点で優れたシステムのようだ。


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■今後の取り組みは…

目立った被害には遭っていないものの、かっぱも一連の騒動を受けて対策を強化するようだ。前出のカッパ・クリエイト広報が今後の取り組みについてこう語る。

「客席の防犯カメラの活用、従業員による客席巡回強化、迷惑行為を発見した場合における対応の周知徹底、お客様退店後のテーブルやタッチパネルなどの消毒・ふき取りの徹底、『迷惑行為について』の掲示物を受付機や発券機等に掲示していきます。また、一連の迷惑行為における不安・心配を感じられているお客様に安心してお召し上がりいただけるよう、今後、寿司にかぶせる『カバー』を導入する方向です」(前出のカッパ・クリエイト広報)。

「特急レーン」に加えて、カバーまでかかれば、迷惑客も手の出しようがないだろう。

念のため記しておくと、スシローやくら寿司の「回るレーン」が悪いのではなく、それを悪用する者に問題がある。一人一人がルール・マナーを守り、店側に迷惑をかける行動は慎まなければならない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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