多くの人が慎重派 転倒し怪我をした経験があるのは全体の2割以下だった
危険なイメージがあるせいか、慎重に滑っているという人が多いようだ。
立春を迎えたが、まだまだ寒い日は続いており、これからウィンタースポーツを楽しむ予定がある人も多いだろう。楽しい冬の行楽だが、気をつけて行動しないと、そこには思わぬ落とし穴も…。
■ウィンタースポーツで怪我をした経験
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で16.9%の人が「ウィンタースポーツで転倒し怪我をしてしまった経験がある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は19.7%、女性は14.5%という結果になっている。
関連記事:かまってほしい気持ちのあらわれ? 約2割の人が心配しつつも羨ましい
■子連れで行くので絶対に怪我できない
編集部が話を聞いた30代の女性は、「毎年、年末に家族でスノボをしに行くのですが、小学生の子供を連れているので、私が怪我をしてしまったら大変だと思い、ものすごく慎重に滑っています」と述べた。
制御できないようなスピードは出さないようにし、周囲の人にも気を配っているそうで、「上のコースに行かないので、全然上達しないんですけど」とボヤきつつ、安全に楽しむことを第一優先にしていると語った。
関連記事:トラブルにもなるマナー違反、見つけたら注意する? 7割が「見て見ぬふり」
■無理に止まろうとして転倒し腕を骨折
学生時代にサークルのスキー合宿で怪我をしたという30代の男性は、「カッコいいところを見せたくて、上級者のコースを滑ったのですが、急斜面でうまくコントロールできなくなって…」と述べた。
怖くなってしまい、無理な格好で止まろうとして転倒。腕の骨を折ってしまったのだそう。それだけで済んでよかったと振り返りつつ、その後の活動でメンバーにも迷惑を掛けてしまい、それ以来、絶対に無理な滑り方をしないようにしているという。
関連記事:厄年を気にする人の割合は… なぜか40代・50代はとくに…
■万が一に備えることで安心して楽しめる
安全を第一に心掛け、慎重に滑っている人が多いようだが、まずはしっかりと準備運動を行い、帽子やヘルメット、プロテクターなどを着用することも怪我のリスク軽減に繋がるという。また、実力に合ったコースを選び、ルールやマナーを守って落ち着いて滑ることで、互いに気持ちよく安全に楽しむことができるのではないだろうか。
また、万が一に備えて保険に加入しておくと安心かもしれない。個人向けや家族向け、スキー場で即日加入できるものなど、各社さまざまなプランを販売しているようなので、これからウィンタースポーツの予定がある人は改めて確認してみてもいいのではないだろう。
・合わせて読みたい→厄年を気にする人の割合は… なぜか40代・50代はとくに…
(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)