約12時間「アイス食べ放題」企画がクールすぎ… 元がとれるか試してみた
ロッテが手掛けるホテルで見つけた「アイス食べ放題」プラン。これは試さなきゃと記者は挑戦したが返り討ちにあった。
菓子メーカー・ロッテが運営するホテル「ロッテシティホテル錦糸町」(東京・墨田区)。じつはここ、「ロッテのアイス食べ放題」というスイーツ好きにはたまらないプランがある。
画像をもっと見る
■錦糸町の駅前に
ロッテグループが手掛けるホテルは国内に2施設。一つが新潟・妙高にあるスキー場&ホテルによる複合リゾート施設「ロッテアライリゾート」、そしてもう一つが今回の舞台である錦糸町のロッテシティホテルだ。
JR錦糸町駅から徒歩1分、地下鉄錦糸町駅は建物直結という好立地で、この時期なら素泊まり一泊10,000円程度。東京スカイツリー、両国国技館など下町観光に便利な場所で、アクセスのわりに値段も手頃だ。
関連記事:アイスを食べる際の”注意点” 医師が指摘する見落としがちな「4文字」
■後付アリ
そして名物「ロッテのアイス食べ放題」。他のホテルでは見たことがない。宿泊プランに組み込まれているものもあり、若い女性客に人気のようだ。
とある用事で宿泊することになった記者は、愚かなことにこのプランの存在に気づくことなく素泊まり予約。フロント受付時、カウンター前にアイス満載の冷凍ショーケースが置かれていることに気がつき、「今からでも食べ放題することができるか」と確認すると「できますよ」とのこと。
記者は夜8時にチェックイン、明朝8時にチェックアウトのプランだったため12時間アイスを味わえるわけだ。デュフフ…。
関連記事:ロングコートダディ兎、こがけんからアイスもらうも 写真に「嘘やろ…」の声
■モナ王、雪見だいふくが無限に食える
値段は1部屋1人2,000円(2人宿泊の場合は3,000円)。
料金を払うといつでもアイスを持っていっていい特別なパスがもらえ、それをフロントで見せればチェックアウトまで何十回でもアイスを取りに行くことができる。気をつけたいのは客室に冷蔵庫はあっても冷凍庫がないこと。なので、一気に取りに行くより、おかわりごとに取りに行くのが良い。
ショーケースには「雪見だいふく」「レディボーデン」「モナ王」「ZEROチョコバー」など、ロッテが手掛ける人気アイスが山盛りに入っており、記者はとりあえず4種をチョイス。ニッコニコで部屋に戻り一気食いした。そしてこの原稿を打ちながらクーリッシュをゴクゴク。暖かい部屋でキンキンのアイス…最高すぎる。
関連記事:ハーゲンダッツ、7日から『カフェラテタイム』発売 「絶対探そ」と期待の声
■元を取るため焦る記者
「一足早い自分へのバレンタインだな。デュフフ」とニヤついていたが、一方で全然元がとれていないことにも気がついた。正直食べれて6個くらいなのだ。
料金2,000円の元をとるにはアイス15個くらいを爆食いしなくてはならない。まだまだ量が足りないが、仮に15個も食べたら体温は35度を下回るだろう。だったらチェックアウト直前、「お土産用」にアイスをいくつか持って帰ろうと姑息な妙案を思いついた。
が、そんなことはロッテホテルはお見通しだった。
食べ放題パスには「アイスの持ち帰りはできない。必ず部屋で食べてね」の文字があったのだ。泣く泣く計画は断念。元をとるとらないということではなく、ロッテ公式ホテルの客室でロッテのアイスを多種類、しかも際限なく味わえる楽しさ。このことの価値を感じるべきなのである。
・合わせて読みたい→ハーゲンダッツ、7日から『カフェラテタイム』発売 「絶対探そ」と期待の声
(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)