杉村太蔵、“非正規”労働者の名称に不快感 「こんなに差別的な言葉は…」
杉村太蔵が「非正規」という名称に「差別感的な言葉」と不快感を示し、改善を訴えた。
15日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、杉村太蔵が「非正規雇用」という名称に不快感を示した。
■不健全図書の名称変更に陳情
『はじめの一歩』の作者森川ジョージ氏らが、東京都が未成年への販売を禁じる漫画や本を指定する「不健全図書制度」の名称を変更するよう陳情を出したニュースを取り上げたこの日の放送。
番組によると東京都議会は陳情を不採用としたものの、一部議員から改称に前向きな議員もいたそうで、森川氏が「可能性を感じた」とコメントしたことが紹介された。
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■杉村が「非正規」の名称に不快感
感想を質問された杉村は「これは不健全図書という名前を変えてほしいってこと?」と話し、大島由香里が「名称を改めるよう要望している」と説明する。
これに杉村「そういった名称でちょっと抵抗を感じるのはね、たとえばね、僕がすごく思うのは正規労働者と非正規労働者ってわけるでしょ? 非正規って、漢字で書くと、正しくないですよ」と指摘。
続けて「一緒でこのフロアで働いて、ともにいい番組を作ろうとしているのに、かたや正規労働者、かたや非正規労働者。こんなに差別的な言葉はない」と叫んだ。
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■「差別的な言い方」
さらに杉村は「僕自身が派遣社員だったから、非正規、非正規と言われてたけど、単に有期雇用契約と無期雇用契約の違いなだけで、この場で働いてるっていうことでは、まったく同じですからね」とコメント。
そして「非正規なんてほんといい加減、こんな差別的な言い方はやめたらいいのになって。そういうの、いっぱいありますよね。僕、15年ぐらいこれを言っているんだけどまったく議論になりませんけどね」と話した。
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■「不健全図書」にも持論
「不健全図書」についても杉村は「子供の教育に極めて不健全だなと思うような、つり革広告とか結構ありません?」と指摘。
続けて「たとえば『嫌いなアナウンサーランキング』とか、そんなのがドーンと出るわけでしょ? 子供たちが通学するようなあんなのなんて本当、どうなんだ思う」とコメントしていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)