「コロナウイルス2019」厚労省が名称変更を検討 ツイッターでさまざまな声

厚労省が新型コロナウイルスの名称の変更を検討していることが報じられ、ツイッターでは「ライブみたい」との声も…。

2023/02/16 18:45


新型コロナウイルス・COVID-19・SARS-CoV-2

厚生労働省が、新型コロナウイルスについて、「コロナウイルス感染症2019」への名称の変更を検討していることが16日、報じられた。これを受け、ツイッター上では「コロナウイルス2019」がトレンド入りし、ユーザーからさまざまな声があがっている。


 


 

■5類への緩和を受け検討

感染症法では、感染症の危険度の高い順から1類から5類に分類している。

新型コロナウイルスは、危険度の高い「2類相当」とされていたが、今年5月8日より、季節性インフルエンザ並みの「5類」に緩和されることを受け、厚労省では名称を変更する方向で調整しているという。「新型」の呼称をやめることで、特別視するような見方を減らして平時への移行を進める狙いがあるとされる。

なお、新型コロナウイルスは分類とは別枠の「新型インフルエンザ等感染症」に含まれている。


関連記事:新型コロナウイルス第8波が到来 政府は早急に「5類」相当へ変更すべきだ

 

 

■岩田健太郎医師も反応

名称変更の報道を受け、ツイッターでは「コロナウイルス2019」がトレンド入り。

感染症専門内科医で神戸大学教授の岩田健太郎氏は、「『新型』とるのは良いアイデア。というか、次回からは新型付けるの止めてほしい」としつつ、「コロナ2019は語呂が悪い上に外国で通じないので普通にCOVID−19にすればよかったのにね」とつづった。

ツイッターユーザーからも、「まてまて、COVID19はどこいった」「どうしてここまでセンスのないネーミングなのか」「響きがエモい感じで、口に出すのがちょっと恥ずかしい」とツッコミが。


関連記事:新型コロナの「感染症分類引き下げ」をどう思う? 世代差はあまり見られず…

 

 

■「ライブみたい」の声

また、その語感から「ライブみたいな名前になってて草」「夏のフェスみてえ」「こういうB級災害パニック映画あったよね、というネーミング」との声もあがった。

中には、名称と年号の組み合わせに「もうすぐサポート終了だなってみたいに思えてしまう」とWindowsシリーズを思い浮かべる人や、「関係ないのに脳内に夏の日の1993が流れてしまっている」「LOVE2000みたいな…」と懐かしい曲を思い出す人も。


関連記事:コロナ禍で3回目の年末年始は実家に帰省する? 若い世代はとくに…

 

 

■「もう二度と起こりませんように」

その一方で、「テストに出たら分かりやすい」「MERS、SARSみたいなのよりは分かりやすい」「振り返ったときに『いつだっけ?』がないようにだったり、歴史の教科書に載せるのに都合がいいとかあるのかな?」といったコメントもみられ、「もう二度と起こりませんように…」と祈る人も見受けられた。

・合わせて読みたい→コロナ禍で3回目の年末年始は実家に帰省する? 若い世代はとくに…

(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

変異ウイルスとの闘い――コロナ治療薬とワクチン【Amazonでチェック】

厚生労働省新型コロナウイルス感染症法コロナウイルス感染症2019コロナウイルス2019新型インフルエンザ等感染症岩田健太郎
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング