岸井ゆきの、寺島しのぶ… 女優たちの「受賞服」姿が個性的&美しすぎる
岸井ゆきの、嵐莉菜…話題の女優たちが毎日映画コンクールに登場!個性あふれるスタイルを披露したぞ。
第77回 毎日映画コンクールの表彰式が14日に行われ、岸井ゆきの、寺島しのぶらが登壇。個性あふれる衣装・スタイルで魅了した。
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■嵐莉菜は白ドレス
雑誌『ViVi』の専属モデルとしても活躍している嵐莉菜は、光沢のある白のドレス姿で登場。シンプルなデザインだからこそ、スタイルの良さが映えている。
映画初出演にして初主演を務めた『マイスモールランド』での演技が評価され、毎日映画コンクールを筆頭に新人賞を総なめ。「役をいただいて演じることが初めてだったんですけど、深い思い出ばかりでかけがえのない作品です。そんな大切な作品で、このような賞をいただけたことがすごくうれしい」と堂々とした挨拶をした嵐だが、「(舞台に出てくるときは)すごい緊張して、パニックになってました」とかわいらしい笑みを見せる場面も。
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■紺のシックなドレスの伊東蒼
濃紺のドレス姿で登場したのは、映画『さがす』で女優助演賞を受賞した伊東蒼。
5年前に新人賞を受賞しており「新人賞を頂いたときに、『新人、助演、主演、全部取るんだよ』っておっしゃってくださった毎日映画コンクールのスタッフさんがいらっしゃって」と明かし、「(残る主演も)がんばります…!」と控えめに宣言。
「(助演賞の)お祝いに、お母さんと焼き肉に行きたいです」と17歳らしい願望をあげていた。
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■岸井ゆきのはかっこいいセットアップ姿
そして伊東の目標である女優主演賞を受賞したのは、同じ事務所に所属する岸井ゆきのだ。こういった表彰式では女性はドレス姿のことが多いが、光沢のある黒のパンツセットアップ姿で登場。
『ケイコ 目を澄ませて』では聴覚障害を持つボクサー役を演じており、「これは私に務まるんだろうかって思ったんですけど…やるしかない、そんな気持ちで始めて。でも、ボクシングも手話も自分に合っていました。いい映画にしたい、強くなりたいって気持ちでやってました」と振り返る。
受賞を誰に伝えたいか聞かれると、「誰かが気づいてくれるといいなと思ってます。まだ見てない方にも、この映画が届くといいな」と微笑んだ。
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■貫禄の黒ドレスの寺島しのぶ
そして女優の憧れの賞である「田中絹代賞」を受賞したのは、寺島しのぶ。黒のシックなドレス姿には、視界も思わず「オーラが漂ってますね!」と言ってしまうほど。
実の母親・富司純子も第54回で同賞を贈られており、初の母娘受賞。「こうやって『田中絹代賞』を母と娘でとらせていただけたことは2人で喜び合いましたし、非常に光栄なこと」と喜ぶとともに、「歴代(受賞者の)の女優さんたちを拝見しても、もう身が引き締まる思いでございます。また寺島しのぶのハードルをあげてくださったなと思って、選考の皆様には とても感謝しております」と、挨拶でも貫禄を見せた。
毎日映画コンクールは他に、男優新人賞:番家一路、男優助演賞:窪田正孝、男優主演賞:沢田研二(ビデオメッセージでの出席)らが受賞。
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(文/Sirabee 編集部・たつき あつこ 写真/HIRO)