上昇志向なのはいいけれど…　約7割が「負けず嫌いな人」に抱く負の感情

人と競い合うことで、自分が成長することもあるかもしれない。しかしあまりにも負けず嫌いな人は、「あつかいに困る」と思われることもあるようだ。

 

■約7割、負けず嫌いな人に困って

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で66.1%が「負けず嫌いな人のあつかいに困った経験がある」と回答した。

男女別で見ると、男性が63.3%、女性が68.8%となっていた。

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■会話でも張り合われて…

負けず嫌いの友達を持つ20代女性は、「仲のいい友達は、少し負けず嫌いなところがあります。旅行に行ったときにトランプをしていたらだんだんと本気になってきて、『もう一回』と勝つまでやろうとしてきましたからね」と当時を振り返る。

争うのはゲームだけではないようで、「会話でも、たまに張り合ってくることがあります。仕事や恋愛なんて人それぞれに違うものなのに、一生懸命に自分が勝っているところをアピールしてくるので、かなりイラッとしてしまいますね」と不満を述べた。

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■同期が勝手にライバル視

会社の同期にライバル視されている20代女性は、「会社の同期が負けず嫌いで、入社した当初は私のことをかなりライバル視していました。しかし私はそのような争いが好きではなく、同期がただ一方的に勝敗をこだわっている状況で…」と話す。

さらには、「そんな中で、私はある仕事を任されました。負けず嫌いの同期は、かなり複雑な気持ちになってしまったようで…。こちらは普通に仕事をしているだけなのに、勝手にライバル視されて面倒ですよ」と続けた。

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■経営者に負けず嫌いは多く

ツイッターでは負けず嫌いの人に対して、「大人になっても負けず嫌いな人めんどくさい、気を遣う」や「仕事ができないのにプライドだけは高くて、負けず嫌いだから手に負えない」と批判的な意見も。

しかし一方では、「経営者は、負けず嫌いな人がほとんど」や「負けず嫌いな努力家なので、とても好印象です」など、負けず嫌いな人に対して好意的な人もいた。

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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2023年1月23日～2023年1月28日
対象：10代～60代男女1,000名