「もう頼まない」酷評のウーバーイーツのいくら丼　注文後に判明した事実に愕然

自宅にいながら、様々な料理を食べることができる「Uber Eats（ウーバーイーツ）」。その中に、「もう頼まない」と酷評されるいくら専門店を発見。実際に頼んでみると…。

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■いくらに重点を置く店舗

コロナ禍で身近になったフードデリバリーサービス「Uber Eats」。アプリを開くと、和食・洋食・中華と様々なジャンルの料理が並ぶ。

中には、特定のメニューに特化した専門店がある。今回、記者が見つけたのはいくら丼をメインに据えた店舗。

いくら丼、いくらねぎとろ丼、いくらとサーモン丼など、豪華に盛られた料理が並び、見るだけで食べたくなってしまう。お値段は1,500円～2,000円前後と少々張るものの、写真のような丼が食べられるなら妥当であろう。

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■ネットでは厳しい声も

さぞ、ネットでも絶賛されているに違いない。そう思い、口コミを見てみると、評価する声もあるのだが、「もう食べたくない」「金額に見合わない」など厳しい声も…。

ここまで批判されるからには、何かしら理由があるはず。実際に頼んで確かめたほうが良さそうだ。

そう思い、お店の看板である「いくら丼」を注文。お値段はサービス料等含めて2,560円になった。オーダーから30分、届いた品には「秘密」が隠されていたのだ…。

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■実際に食べてみると…

蓋を開けると、大量のいくらに衝撃を受ける。まさに「てんこ盛り」と表現するのがふさわしい。

写真と比較してもほとんど大差ない。むしろ、それ以上の”逆写真詐欺”と言ってもいいくらいだ。

食べてみると、いくらの弾力に驚いた。お店によっては箸で持つだけで潰れてしまうものもあるが、ここのいくらは違う。「専門店」だけあって素材に力を入れているのだろう。

味は少々塩気が強いが、ご飯と一緒に食べるにはちょうどいい濃さだ。

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■丼を見て気付いた「違和感」

見た目も味も問題なく、量も申し分ない。なぜ、口コミで批判されていたのだろうか。

疑問を抱きながら丼を見ると「製造者」の項目に、注文したお店と全く異なる、ある回転寿司チェーンの名前が。

思わず「転売」が頭をよぎる光景だが、今回丼を注文した店舗と同チェーン店に、何らかの関係がある可能性が濃厚。作っているのが回転寿司店となると、「いくら専門店」という肩書きにも疑問符が付いてしまうが…。

実際、口コミを見ると、「チェーン店が嫌ではない。でも、全然お店の名前が違うところから届くのはどうかと思う」という声が見受けられる。

辛口レビューを書く人の中には、”騙された”気分になった人もいたのだろうか…。何らかの事情があって本来の店名を伏せているのかもしれないが、これほど高いクオリティーの丼を提供できるのだから、恥じることなく堂々と店名を出していいと思う。

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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）