7倍のニンニクを宿したパスタ、どう見てもおかしい 規格外なビジュアルに絶望
想像を遥かに上回るにんにく量のパスタソース「ニンニクのトリコ」。コレはちょっとやりすぎたでしょ…。
麺を茹でてソースをかけるだけ…と、簡単に済ませたい在宅ワークのお昼にぴったりなパスタ。ソースを変えれば一気に味が変わるため、何種類も常備している人は多いはず。
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■あなたもトリコに?
夫婦揃って在宅作業が多い記者もその一人。家には4種類程度のパスタソースを用意しており、スーパーに行くたびに「新しくておいしそうなやつないか…」と欠かさずチェックをしているのだが…とんでもないやつに出会ってしまった。
「ニンニクのトリコ」…インパクトが強すぎる。2月6日に発売されたばかりのため近所のスーパーは激推しているのか、目立つところに大量に積まれていた。うそだろ。
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■見た目も中身もおかしくないか!?
ラインナップは「アラビアータ」と「ペペロンチーノ」の2種類(どちらも税別270円)。
パッケージの半分を占める「ニンニクのトリコ」の文字もヤバいが、しれっと書かれている「衝撃のにんにく36g(生鮮換算・約7片相当)」はヤバすぎる。アラビアータやペペロンチーノのレシピでよく見る「にんにく1片」の7倍、Sサイズのにんにく1個分…絶対ダメだろ。ちなみに1日の摂取量の上限、10片が目安らしいよ。
裏の原材料を見ると、より笑いがこみ上げてくる。
原材料の欄は「材料に占める重量の割合の多いものから順に書くこと」と決められているのだが、アラビアータは2番目、そしてペペロンチーノは一番最初に「にんにく」と書かれているのだ。ちなみにガーリックペースト、ローストガーリック、ガーリックソテーは別で書かれている。もうヤダ怖い。
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■部屋がにんにく臭に染まる
買ったことを完全に後悔しつつ、パスタを茹でてソースを温め、上にドーン! …した瞬間、部屋中がにんにく臭に包まれた。終わった。
「わたし、きのこですけどなにか?」みたいな顔で転がり落ちてくるにんにくたち。違うお前たちは具材じゃない。
どっちも狂ったようににんにくが入っている。知ってたけど…思ってたより多くないかい? 二郎系ラーメンで「ニンニクマシマシ」って呪文唱えたんじゃないんだから、適量にとどめようよ!
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■いざ食べてみると…
アラビアータはトマトの酸味が強く出ており、にんにく感は若干抑えられている。若干。ちゃんと「にんにく入れすぎたアラビアータ食べてるな〜」と感じられるレベル。
問題なのはペペロンチーノだ。オイルにもしっかりにんにくが溶け込んでおり、逃げ場がない。赤唐辛子の辛味が結構強く、「からい、からいにんにくのあじがする!!」という謎発言を繰り返すことになる。
口に入れた瞬間とろけていくにんにく。「ニンニクのトリコ」というか…トリコになる前に「ほら! 私が好きなんでしょ!?」と襲いかかってくるんだが。
一皿食べ終える頃には、吐く息も、鼻に抜ける空気も、胃から上がってくるなにかもすべてにんにく臭。なんなら私という存在が臭い。あまりの刺激にちょっと胃が痛くなったほど。過ぎたるはなお及ばざるがごとし。
人に会う前には絶対食べられない禁断のパスタソース「ニンニクのトリコ」。にんにく好きでも「これは…やりすぎでは!?」と思わずにはいられないはずだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)