タイタニック号、約35年前に捉えた現場映像が公開 「ここは墓だ」との声も

タイタニック号が発見されてから約40年。その直後に撮影された貴重映像がこのたび公開された。

2023/02/24 05:15

沈没船

今から110年ほど前となる1912年の4月、氷山に衝突し大西洋の海底に沈んでしまった豪華客船「タイタニック号」。その状況について、昨年の夏には数分間の8K動画が公開されたが、さらなる真実の姿がこのたび1時間半ほどの動画として初公開された。『NEW YORK POST』『PEOPLE』『CBS News』ほか多くのメディアが伝えている。

【動画】名画『タイタニック』から25年たち真実の姿を一般公開



 

■発見から9ヶ月後に撮影成功

アメリカ・マサチューセッツ州の非営利研究法人であるウッズホール海洋研究所(Woods Hole Oceanographic Institution:以下WHOI)が、YouTubeに『When Alvin visited the wreck of the Titanic』というタイトルで動画を公開した。

沈没後75年ほどたった1985年9月、WHOIのロバート・バラード博士の調査隊が海底に眠るタイタニック号を発見。その9ヶ月後となる1986年7月、博士は別の隊員を率いて再び潜り撮影を実施した。


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■ロボットカメラを搭載し海底へ

海底に眠るタイタニック号を目指して送り込まれたのは、遠隔操作が可能なロボットカメラのJason Jrを搭載した有人の深海探査艇「Alvin」。すべて探査技術の進化のおかげだったという。

完全なる映像の一般公開は今回が初めてであり、特に注目してほしいのは一等航海士のキャビンと遊歩道(プロムナード)の窓だそうだ。


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■あの映画から今年で25周年

WHOIは、映画の印象的なシーンをさまざま思い出しながら、ナレーションのないノーカットの映像をご覧いただきたいとしている。

今頃の公開となった理由は、名画『タイタニック』が1997年に公開されてから、今年で25周年にあたるからとのこと。動画の再生回数は、わずか1日で92万回を突破している。


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■客室には親子の靴が残され…

撮影当時を思い出し、「甲板に着陸した瞬間、信じられないほどの感激で胸がいっぱいになった」「船内に深く潜り込むほど、保存状態はよかった」と明かしているバラード博士。最初は「博物館がそのまま保存されているような状況だ」と感じたという。

ところが、船内の客室に母親の靴と並んで赤ちゃんの靴を発見したといい、そこで改めて「ここはお墓なんだ」と痛感したそうだ。

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■深海に眠るタイタニック号の真実の姿
YouTubeタイタニック遊歩道翻訳記事タイタニック号大西洋一等航海士ロボットカメラ深海探査艇ウッズホール海洋研究所
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