上原浩治氏、MLB新ルールで珍事発生し苦言 「野球そのものの面白味が…」
上原浩治氏がメジャーリーグで導入した新ルールにより9回裏の土壇場で起きた珍事に反対を表明した。
元プロ野球選手で野球解説者の上原浩治氏が26日、自身の公式ツイッターを更新。MLBで新たに導入された新ルールにより発生した珍事態に苦言を呈した。
■今季導入の新ルールに反対
上原氏は「ピッチクロック…反対派の上原です。今回、MLBでおかしな幕切れがありました (オープン戦でよかった…)」とアメリカ・メジャーリーグで発生した珍事に言及。
続けて「たしかに、長時間の試合はファン離れが呟かれてますが… 野球そのものの面白味がなくなりそうな気がします。投げてもないのに、打ってもないのに、試合が決まってしまうようなことは…」と辛辣な意見をのべた。
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■動作に時間制限を設ける
今季よりMLBで新たに導入された「ピッチクロック」では投手は走者なしで15秒、走者ありで20秒以内に投球動作を取らないといけないという新ルール。
また打者にも残り8秒までに打席で構えていないといけないと決まっており、審判が打者の準備ができていないと判断した場合は1ストライクとなる。
25日(現地時間24日)におこなわれたブレーブス VS レッドソックス戦で9回裏6−6の同点かつ2アウト満塁という逆転の可能性もある場面。2ストライクに追い込まれた打者のコンリー選手が、審判からピッチクロック違反を指摘され試合が終了するという前代未聞の事態が発生していた。
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■新ルール批判に共感意見
新ルールに不満を漏らした上原氏の投稿に「全く同感です。個人的にはタイブレークも申告敬遠も嫌い」「スポーツ、野球の醍醐味がなくなる」「本当に、野球の未来が心配になります」と共感する意見が殺到。
また「キャッチャーまだ立ち上がったままだったのに」「試合は迅速になりました でもつまらなくなりました。これでは本末転倒」「現役時代の上原浩治選手には、必要なかったです」との声も寄せられていた。