スーパーで遭遇したPOP、あまりにクセが強すぎる… 「天才の発明」とネット民が称賛

東海エリアで絶大な支持を誇るスーパーのアピタ。店頭で発見されたPOPの「異常な勢い」が、ネット上で話題となっている。

2023/03/03 04:45

「お洒落は我慢」という言葉もあるように、機能性とデザイン性を両立させるのは難しいもの。クリエイターと呼ばれる人物の多くは日々、そうしたジレンマに頭を悩ませていることだろう。

なお、現在ツイッター上では、スーパー「アピタ」店頭にて発見されたPOPデザインが「最強すぎる」と話題になっているのだ。

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■スーパー店頭のPOP、何かがおかしい…

件のPOPが注目を集めるきっかけとなったのは、とあるツイッターユーザーが投稿した1件のツイートである。

「大学で4年間必死にデザイン学んだところでこいつに勝てないの鬱」と綴られた投稿には、店頭に設置されたPOPの写真が確認できるのだが…その内容は赤・黄・黒をメインカラーに据え、集中線を多用した「勢い一本勝負」というデザインであった。

アピタ

「WoW!」「OHH〜!!」「ワニ!! サメ!! イカ!! ムシ!!」などのハイテンションなフレーズからはスタイリッシュの「ス」の字すら感じられないものの、「印象に残る」という観点から見ると、百点満点のPOPと言えるだろう。


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■「奇跡のバランス感」と称賛の嵐

前出のツイートは、投稿からわずか数日で4万件以上ものRTを記録するほど大きな話題に。

また、他のツイッターユーザーからは「広告やCMって、やはり人の興味を惹くとか、分かりやすさが大事ですよね」「謎の疾走感があってとても好き」「よく見ると絶妙なバランスで成り立っていて、センスを感じる」「教科書に載ってないタイプのアーティスト」「役割を全うしているので、これは『洗練されたデザイン』ですね」など、称賛の声が多数上がっているのだ。

アピタ

ちなみにPOPに登場する「大きなぬいぐるみ」はオリジナル商品のようで、こちらに対しても「かわいくて好き」「このぬいぐるみ、マジでデカいんだよな」といったリプライが寄せられていた。

アピタ長岡店

ちなみに調査の結果、話題のPOPは新潟県長岡市にある「アピタ長岡店」に設置されたものと判明している。


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■そもそも「大きなぬいぐるみ」って何だ?

インパクト満点なPOPが使用された「大きなぬいぐるみ」は、アピタの大人気商品。

2020年ごろの発売当初はワニやサメといった動物がチョイスされたのだが、なぜか途中から危険生物・深海生物らが幅を利かせだしたそうで、アピタを運営する企業「ユニー」の広報も「現在では、2足と尻尾で自立する約1mのティラノサウルスから、全長2mを超えるダイオウイカなど、全11種類で売り場は大変賑わっております」と、説明している。

アピタ

なぜか「キモかわいい」に分類される生物らがユーザーのハートを射止めており、ダイオウグソクムシやダイオウイカのぬいぐるみが人気なのだそう。

同シリーズの魅力は、やはりインパクトあるサイズ感で、ユニー広報も「ソファやベッドに並べてクッションや抱き枕の代わりに使ったり、お子さんと身長比べをしてみたり、一緒に写真を撮ってSNSで共有したりと、楽しみ方は自由です!」と太鼓判を押していた。

アピタ

話題のPOPは長岡店オリジナルだが、「大きなぬいぐるみ」は他店舗やオンラインショップでも購入可能なので、ぜひ「WoW!」「OHH〜!!」と高らかに叫びながら購入してみよう。

なお、ユニーといえば今年1月には「クセが強すぎる日本地図」で話題を呼んでいたことが記憶に新しい。日本地図、POPと来て、次はどのような「クセ強トピック」が注目を集めるのだろうか…。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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