「季節性の鼻炎」と言い張る人も… 3割以上の人が“絶対に認めたくない”症状
暖かくなるにつれて気になる花粉。花粉症と認めたくない人も多いようで…。
だんだんと温かくなるにつれて気になってくるのが「花粉」。編集部が行なった調査の結果、とある症状を「認めたくない」人がいるようだ。
■花粉の飛散量が増加
3月に入り、一気に気温が上がったことから現在は花粉の飛散量が増加。関東から九州にかけては、スギ花粉の飛散がピークを迎えているそうで、花粉症の人からするとツラい日々が続いている。
東京都の観測によると2月28日からヒノキ花粉の飛散が開始しているようで、2005年以降、2月にヒノキ花粉が飛散開始となるのは初めてのようだ。
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■花粉症と認めたくない
今回、Sirabee編集部が行なった「花粉症」に関する調査の結果、全体の37.3%が「自分が花粉症だと認めたくないと感じた経験がある」と回答していた。
ちなみに男性が36.6%、女性が38.0%と大差ない模様。ただ全体的に10-20代といった若い年齢層のほうがポイントが高くなっていた。
■「季節性の鼻炎です」
編集部の取材に応じてくれた20代男性は「僕は絶対に花粉症じゃないですね。たまに鼻水が止まらないときがありますけど、普通に風邪を引いただけだと思っています。季節性の鼻炎です」と言い張っていたが、春の時期になると酷くなる傾向がある模様。
「それって花粉症では?」と感じた記者が詳しく聞いてみると、「正直なところ、ちょっとだけ花粉症かなって思ったことはあったんですけど、なんか花粉症って認めると負けた気がするので認めないようにしています。今後も自分で認めることはないと思います」と話していた。
なお、男性の症状はかなり酷いらしく、花粉の季節になると目が真っ赤に充血してしまうことあるそう。しかし「せめてもの抵抗として、絶対に花粉症用の目薬は買わないようにしています」とも話しており、かなり無理をしている模様。
無理せずに花粉症と認めて病院に行った方が楽なような気もするのだが、プライドが許さないのであれば仕方がないのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也)
対象:全国10代~60代の男女1000名 (有効回答数)