日本人の4割、ローソン看板を誤解していたと判明 「40年前の真実」に衝撃走る…

街中を歩くと、ほぼ必ず見かける「ローソン」の看板。しかし日本人の4割以上が、看板の「英語」を誤解していることが明らかになった。

2023/03/03 11:30

街中で見かける「青い看板」といえば、道路の案内標識かローソンの看板と相場が決まっている。圧倒的な知名度を誇るローソンだが、じつは日本人の4割が「看板の正式表記」を誤解していたと判明し…。

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■ひと目でわかる看板デザイン

ローソン

ローソンの看板は、青と白を貴重としたデザインに「牛乳缶」が大きく表示されているのが印象的。たとえ100m先から見ても見間違えようがない、唯一無二の存在感を発している。

今回は少し視点を変え、全国の10〜60代の男女1,000名を対象とし、ローソンの看板に書かれた「英語」に関する調査を実施することに。調査の結果、意外な事実が明らかになったのだ。


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■「STORE」と「STATION」の2択、選ばれたのは…

アンケートの質問内容は「ローソンの青い看板で『LAWSON』の下に書かれた英単語は何か?」というもの。

ローソン

こちらの設問に対して「STATION」を選択したのは全体の59.7%。約6割の人が正答を導き出したワケだが…残る40.3%は「STORE」と回答していたのだ。

ローソン

年代別の回答傾向を見ると、最も多く「LAWSON STATION」を選んだのは40代で、7割近くの人が正答。一方で10〜20代は他の年代と比較すると正答率が低く、誤答の「STORE」を選択した人が半数以上となる唯一の年代と判明した。

ローソン

ローソンヘビーユーザーの記者は、ローソン店内放送の「ローソンCSほっとステーション」を子守唄のように聞いて育ってきた身。そのため「ローソン=ステーション」という図式が自然と脳に刷り込まれていたのだが…そもそも、なぜコンビニが「ステーション」(駅)の名を冠しているのだろうか。

こちらの疑問を、ローソン広報にぶつけてみると…。


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■「STORE」と混同した原因は恐らく…

ローソン

看板に記された「STATION」の誕生背景について、広報担当者は「ローソンが単に便利なストアではなく、お客様の生活の拠点として、色々な方々が集まる場所(ステーション)でありたいという願いを込め、1988年に『STATION』の表記になりました」と説明している。

ちなみにローソンの設立は75年4月で、同年6月に1号店となる「桜塚店」を大阪にオープン。なんと驚くことに、88年のデザイン変更が実施されるまで、各店舗の看板には「FOOD STORE」と表記していたそうだ。

30年以上前には「STORE」表記であった意外な事実が判明したが、当時は生まれていない10〜20代の多くが「STORE」と回答していた点を考慮すると、一定数の人が「STATION」と「STORE」を混同した要因であるとは考えにくい。

ローソンストア100

こうした人々は恐らく、「100円ローソン」や「百ロー」の愛称でお馴染みな「ローソンストア100」の「ストア」要素に引っ張られ、「STORE」を選択したのではないだろうか。

緑と白の看板は「STORE」表記、青と白の看板は「STATION」表記と、それぞれ覚えておこう。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年1月27日~2023年1月30日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)

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