「牛乳と牛を救いたい…」　リュウジ氏考案“牛乳とバターだけパスタ”が激旨すぎ

現在問題となっている生乳の廃棄問題。世間では疑問の声が上がっているが、そんな中料理研究家・リュウジ氏が問題に感心を集めるべくあるレシピを紹介した。

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■「牛乳と牛を救いたい」

3日、リュウジ氏はツイッターを更新。「捨てられる牛乳と処分される牛を救いたい」と切り出し、1月に投稿した自身のレシピ動画を紹介。

牛乳とバターをメインとした、調味料のみで作る具なしパスタであり「簡単ワンパンクリームパスタを実現しました」「物凄く評判の良いレシピです」と自他ともに好評のレシピのよう。

捨てられる牛乳と処分される牛を救いたい

牛乳とバターだけでこんなにウマい具なしクリームパスタ作れるんだから

【虚無クリームパスタ】

バターと薄力粉を予めまぜておくことでホワイトソース要らずで絶対にダマにならない簡単ワンパンクリームパスタを実現しました

物凄く評判の良いレシピです↓ pic.twitter.com/soDhWbWNgQ

— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) March 3, 2023

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■調理はかなり簡単

肉や野菜といった具材を使わないパスタ…本当に美味しいのだろうか。疑問を抱きつつも実際に調理してみることに。

なお、調理工程を確認すると確かにかなり簡単。まず、バター（10g）をレンジで加熱して柔らかくし、薄力粉（小さじ2）と混ぜ合わせて「ブールマニエ」を用意する。

次に小鍋に 小鍋に水（300cc）とコンソメ（小さじ1半）投入し、沸騰したらパスタ（100g/1.6mm）を入れて中火で6分茹でながら水気を飛ばしていく。

現状簡単な工程しかないが、調理の半分は終わったと言っていいだろう。

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■食べて驚き…

その後は、牛乳（200cc）と冒頭で用意したブールマニエ、ナツメグ（3振り）を入れて好みの粘度になるまで煮込んでいく。仕上げに、コショウを振りかければ完成だ。

見た目はクリームパスタのようで美味しそうだが、味ははたして…。

一口食べると…想像以上に激ウマ。牛乳の風味とバターのコクが相まって、マイルドでありながら旨味の強い味わいに仕上がっている。味が薄いのでは？　と危惧していたが茹でる時点でコンソメで下味をつけているからか、全くそんなことはない。

具なしとは思えないほどのクオリティではあるが、リュウジ氏が言っていたようにチーズを加えたり、ベーコンのような具を追加したりとお好みでアレンジするのもアリだろう。

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■「牛乳買ってこよ」の声も

必要な材料が少ない、味が美味しいなどメリットの多いレシピだが、個人的には包丁やまな板を使わないため洗い物が少ない点も素晴らしいと感じた。地味ではあるが、料理をする際にはかなり重要なポイントだろう。

同レシピを受け「早速作って食レポしてみます」「今日のランチ決定！」「牛乳買ってこよ」とコメントが寄せられており、生乳の廃棄問題について感心を持つきっかけになった人も多いのではないだろうか。

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（取材・文／Sirabee 編集部・根室 ひねき）