堀江貴文氏「完全に失敗ですね、今回は」 打ち上げ失敗のH3に反応
H3ロケットの打ち上げが失敗となり、SNS上でも大きな話題に。堀江貴文氏も反応するなど注目を集めている。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が7日、新型主力機H3ロケット初号機を、鹿児島・種子島宇宙センターから発射したものの、打ち上げを失敗。ツイッター上では「H3失敗」などのワードがトレンド入りし、実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏も反応している。
■地上から指令破壊
JAXAによると、2段目のエンジンの着火が確認されず、地上から指令破壊の信号を出した。搭載していた地球観測衛星「だいち3号」を予定の軌道に打ち上げられず、発射は失敗となった。
初号機は先月17日、電気系統の異常を検知して補助の固体ロケットブースターの着火が止まるトラブルで、発射を直前で中止に。その後、異常を解消できたとして、予備期間の3月10日までに発射を間に合わせていた。
関連記事:堀江貴文氏、北朝鮮への過度な警戒を疑問視 「なんでこんな大騒ぎしてんの」
■「ショック」「悔しい」の声
これを受け、ツイッター上では「H3失敗」「H3ロケット初号機」「指令破壊」「だいち3号」「JAXA」といった関連ワードがトレンド入りするなど話題に。
「H3失敗してしまったのか…」「H3失敗かー。悔しいね」「ショック、H3失敗したんだ…破壊信号1番送りたいくないやつ…」との声があがった。
また、「失敗から得られる経験も多いと思います。得られた情報から次回の改善に活かしてもらいたい」「打ち上がらなくても経験とノウハウは手に入るから次のチャレンジが今から楽しみです」「結果としては失敗だけど、次に活かせる失敗…だよね?」と前向きな声も寄せられた。
関連記事:堀江貴文氏、北朝鮮のミサイル発射を冷静分析 「核兵器は着弾させると…」
■「Hシリーズ初?」
今回の事態に、宇宙ベンチャーの「インターステラテクロノジズ」を創業し、ロケットに携わる堀江氏も反応。
堀江氏は先月の打ち上げ中止時には、「毎回天候等以外の理由で時間通り打ち上げられないのを失敗とか言われたらやってられん」「ロケット開発は、それくらい難しいこと」などと投稿していた。
今回の打ち上げ失敗を受け、「2段に点火しなかったのは、Hシリーズ初?? 完全に失敗ですね。今回は」とツイートした。
この投稿に、フォロワーらからは「さすが社長! チェック早い! 残念ですね」「シリーズ初ですか…次につながりますように」「失敗は大事なのでね。これを最大限活かせるといいですね」といったコメントが集まっている。